◆適応する狂気 『消滅世界』感想

 友人の詩音氏がTwitterでつぶやいてるのをみて衝動借りした本。人工授精が当たり前となり、夫婦間のセックスを「近親相姦」としてタブー視する未来で、「近親相姦」によって生まれた主人公が生きていく話だ。  村田沙耶香は『コン...

◆悪の卑小と孤独 『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』感想

 ナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレをご存知だろうか?ここでは感想を書きたいので詳しくは触れないが、凄惨な人体実験を繰り返したことで有名だ。詳しく知りたい方は「双子実験」でググッてみるといい。あまり気分のいいものではないので、元気のな...

◆カノン的なものがたり 『枯木灘』感想

 サークルの同志である詩音氏と竹雀氏いちおしの作品。すすめられたのはかれこれ、去年の秋頃だった気がする……。  海と山に囲まれた閉鎖空間のなかで生きる複雑な血族の物語という、だいぶ入り組んだテーマなので、さくさくは進まず、読...

◆7月に読んだ本

 読んだのは5冊?今回は長々と書きたいものもあったので、それについては別記事を立てた。楽しみにしていてほしい(本当か?)。今月は全体的にトラブル続きで心にゆとりを持てなかったため、あんまり読めていないが、一冊一冊が魅力的でいい時間を過ごせ...

◆6月に読んだ本

総評:前半は理想的なリズムで読めていたが、後半は展示の手伝いの疲れや、あらたな筋トレに夢中になってしまったことで他のことに注意がいかなくなり、大失速した。来月は元のリズムに生活を戻していくことを目標に据えつつ、読んでいきたい。 6月...

◆救いを求める読書

これまで何度も自炊の量を減らす試みをしてきた。始めた当初よりつくる量は減ってきたが、やはりまだまだ多くつくってしまう。 どこかで「いろいろつくらなければ」という思いがわたしの中に巣食っているのだろう。こういうとき頼りになるのは、その...

◆本の適材適所

病院の待合で伊藤計劃『ハーモニー』を読んでいて、おもったことがある。わたしはこれをスマートフォンのKindleアプリで読んでいたのだが、近未来医療SFと、いかにも電子向きの内容である。ところどころにhtmlのようなコードが挿入されているの...

◆kindle解雇の危機!?強力なライバル登場

今月の頭、機種変更をした。ディスプレイは5.1インチから6インチに拡大、そのうえ重量もいささか軽くなった。今回の機種はブルーライトカット機能(iPhoneでいうところのNight Shiftモード)がついており、目の疲れも軽減されている…...

◆感想『実録 解離性障害のちぐはぐな日々: 私の中のたくさんのワタシ』

イラストレーターのTokinさんの実録本。解離性障害の実録本はなかなかないので、ちゃんと知りたくてAmazonで予約したのだった。まわりに解離性障害の人はいるものの、じぶんの病気・障害というのはなかなか開示するきっかけ、そこに至るまでの関...

◆今月下旬に読んだ本

コーマック・マッカーシー『ザ・ロード』感想
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