◆映画の日

これまで、映画に縁遠い日々を送ってきた。

映像はわたしを置いて次に進んでしまう。考えているうちにシーンが変わっていることなど、息を吸うように起こる。映画は音楽ゲームの動画とちがって2,3時間へいきで流れる。ゲームの100倍。とてもじゃあないが集中力はもたない。年に1,2回映画館に行っているけれども、かならずどこかで意識が飛んでいる。あとは聴覚過敏なところがあるので、いきなり大きな音が出る映画はびっくりしてしまう。派手なアクションシーンは迫力があり、映画館で見る甲斐はそこにあるのだという方もいらっしゃるが、毎年観に行っている『名探偵コナン』のお約束たる爆発音(序盤で舞台の一部が爆発するのだ)でもうすでに勘弁していただきたい、という感じだ。

ここまでだいぶ敬遠していた映画というコンテンツだが、友人にすすめられ、前々から気になっていた『セブン』をAmazonプライムビデオで見た。これはいい。まず音量を調整できる。調子が悪いとき、まったく知らない人がまったく知らない人を電車のホームで怒鳴る声を夜まで引きずるときがあるので、これは本当にありがたい。また、自分が休憩したいところで一時停止したり、聞き取れないところやもう一度見たいところをもう一度再生できたりするのもうれしい。 映像に「置いて」いかれない。

しまいには「洋画なら英語学習も兼ねるのでは?」とよこしまなことすら考えるしまつだ。語学はモチベーションを保つ起爆剤があるだけで全然違う。わたしは映画にかぎらず後味が悪く、げんなりするようなものを摂取したくなる。さすがにそういったものを原語で読むには語学力が足りないけれど、映画で摂取できればうまく続けられるような気がする。調べてみるとそういう作品は多いようなので、少しずつ消化していきたい。

それにしても、いつの時代も人は悪の構造に惹かれるのだなと感心してしまう。進歩しているのは技術だけで、本質は変わらないのかもしれない。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。どんどんインプットの幅が広がってきています。「すきなことを1日のうちにぜんぶやろう」と欲張らなくなった今、タイミングがよいです。

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