◆手帖論考 結び

前回、アピカさんの「紳士なノート」か月光荘さんのスケッチブックにおちつきそうだ、ということで記事をむすんだ。しかし、実際購入したのは満寿屋さんの「MONOKAKI」(B5無地)であった。「MONOKAKI」にした決め手を何点か記して、結びの記事としたい。

「表紙は無地がいい」と語っていたが、なかなかない。さまざまなノートを見るなかで、表紙をあしらうこの切り絵があまりにもうつくしかったことが決め手のひとつだ。ふしぎなノスタルジーがある。クリーム色の紙が目にやさしい。
さっそく 持っているLAMYさんで書いてみたところ「ほぼ日手帳」よりややインクフローはしぶい(「しぶい」という言い方が正しいのかわからない)。体感としてはMDノートに近いような気がした。ただ、紙のサイズを文庫(A6)からB5にしているので、次に買う万年筆はもうひとつ太いペン先でもいいかもしれない。筆圧が弱く字も小さいので……。
さいごにこの見開き。これがいちばんの決め手だ。この色、だいすきなのだ。
先にステッカーなどを貼ってしまったので風情は微塵もないが、ここにチケットなどを貼ってコラージュしたらおもしろそうだと思ったのもある。

大きくこの3点が決め手となり、お迎えすることとなった。紙のサイズが大幅に変わったり、そもそも手帳ではなくなったりと書き方に関して不確定のことは多いが、一冊使いおわるころにはいい感じになっていることだろう。6月で「ほぼ日手帳」の分冊が使い終わるので、7月以降の「ほぼ日手帳」は仕事用のノートに転用し、MONOKAKIさんを使い始めるつもりだ。職場のモレスキンは……うーん……笑。

読んでくださり、ありがとうございます。万年筆はほしいのがもう決まっているので、貯金するのみ、です。ほどよく目標があるのは生きる気力になってたいへんよろしい。

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