連休の初日は金曜、アトリエのある日だ。わたしは定休なので休みだが、世間は稼動している。アトリエもある。そういうことだ。

この日は病院に行く日だったので、朝は病院、昼前からアトリエという過密スケジュールだった。おまけに前日ヨガをやったあとの好転反応なのか、からだもあたまもだるさが残っており、すっかり呆けてしまっていた。

作品をつくろうとするもののコラージュはよい素材がないし、マッキーもはかどらない。シンプルな線、無駄のない動き、ミニマル。目指す方とは逆方向。無駄が多い。バランスも悪い。循環しない。滞っている。昨日やったヨガのポーズを思い出しながら描いてみる。まとまらない。滞る。息が詰まってくる。音を入れたくない。イヤホンをはめこんだ。無音。親しい人の声かけよりも、マッキーの放つ匂いが落ち着く日だった。思えば油性ペンの匂いが昔からだいすきで、小学生のころは使いもしないのに道具箱から出してはフタをあけて嗅いでいた。今マッキーの絵がおもしろくなっているのには、前回書いた色や線の鮮明さもありつつ、この心落ち着く匂いもひとつ理由としてあるのかもしれない。

結局、描くのはあきらめてインプットに徹することにした。図録の校正をし、読みさしの短編を読む。職場で依頼されている原稿に関する文献だ。小説なので読みやすい。展開も予測しやすく、ぼけた頭にはぴったりだった。

結局その日は全体的な記憶も薄いまま早めに引き上げた。こういう日もある。というか、ヨガの威力がわたしにとって強すぎる。こんなにも後をひくのか。ヨガは月にいっぺんあるそうなので、同じように好転反応が続くようなら、わたしは月にいっぺんアトリエがこんなふうになってしまう。それもそれでいいのか、やはりどうなのか、しばらく過ごしてみないとわからない……。

読んでくださり、ありがとうございます。この日は特段調子の悪いわけではなかったのですが、なんだか別世界にいるような感じでした。