前回の外来で、脳の興奮をおさえる薬がふえた。リボトリールと名乗る薬の効果はてきめんで、中途覚醒も減り、夢も見ず、ねむりの質を大幅に引き上げてくれた。「毎日飲まなくてもいいですよ」と先生はおっしゃったが、試しに抜けば中途覚醒と夢がちゃっかり顔を出す。そういうわけで、毎日飲んでいる。

わたしはやりたいことはとことんやりきりたいし、やりたいこともキャパシティの割に多いので、過集中と過活動によって疲れ切ってしまうことがよくある。これは体力をつける・活動量をセーブする・時間で区切るといった対策が必要なのだけれど、今のところ劇的な実りはない。リボトリールを入れはじめてからキャパシティは少々増加したが、それでも足りない。

この状況を見かねたわたしは、ついに力業でねじふせることを思いついてしまった。ふだんは22時か22時半に服薬をするのだけれど、「ちょっと疲れてるけど、まだ服薬まで時間があるし何かしたいな。」と思ったとき、何時だろうと服薬してしまうのだ。薬はすべて就寝前に服用するので、とうぜん飲めば30分後にはねむくなり、なにもできない状態になってくる。そして気がついたら朝がきている。翌日に疲れは残らないし、すっきりと眠れる。やりたいことができなかった不全感は残るが、疲れている状態で何かをしても生産性は悪い。

疲れすぎる前に電源を落とす、パソコンでいえば「強制終了」である。リボトリールの追加によって薬の総量が増えていることは気がかりだし、ときどき中途覚醒したときはふらつくし、一生服薬しつづけるのも本意ではないのだが、理性的な工夫を凝らすよりも効果があるのだから、今のところは目をつむっている。次回の外来で相談してみてもいいかなと思いつつ、きょうも脳のCPUは100%フル稼働だ。

読んでくださり、ありがとうございます。2月からその日の終わりに余力をつけて管理しようとしていたのですけれど、けっきょく睡眠の質しだいで翌朝の残エネルギー量が変わるのであてにならず、今後は強制的にシャットダウンした日を手帳に記して自分の余力を把握しようと思っています。