エッセイ ◆わたしが書く理由 今年の2月以降、朝起きられなくなり、書く時間をとれずにいた。転居して朝起きられるようになっても、書けない日々が続いた。何かを書きたいという思いだけが空回る。ときどき、何かを書けたときには「また書けるようになるかしら」とあてもなく思いもしたが... 2020.07.21 エッセイ
余暇 ◆いとおしきおやすみの日 週4日、定時上がりでぬるく働いていた環境からフルタイムになって4ヶ月。労働時間の増える不安は大きかったものの、環境のよいおかげで、今のところ大きく体調を崩すことなくやれている。毎日が学びとなり糧となる職場で、かつお金ももらえるのは非常にあり... 2020.07.16 余暇
エッセイ ◆べつの世界をとりもどす 緊急事態宣言にもとづく自粛が解除となり2ヶ月弱、ここ最近はゆったりと買い物をしてみたり、友人に会ったりすることも増えてきた。これまで当然だったはずの休日が、妙に新鮮で刺激的だ。 よく考えれば、4月からの2,3ヶ月間は職場を往復する平日、自宅... 2020.07.14 エッセイ
余暇 ◆ひとりぐらし、買い出しどうする しごとが変わりはや3ヶ月、爆発的に業務が増えるとともに、自分の裁量でできることも増え、毎日たのしい。「しごとがたのしい」など、このご時世においてとても幸運なことだ。 だが、ときにしごとをしすぎて遅くなってしまうことがある。すると、家で読書や... 2020.06.12 余暇
エッセイ ◆こころの故郷 今回のコロナを受け、アトリエも5月の半ばまで休止となった。それ以降のことは、社会情勢を見ながら決めていくのだろう。しかたないとは思いつつも、休止になることが決まった1ヶ月前、多くのメンバーが集まった。50年間アトリエを主宰する先生も「これま... 2020.05.11 エッセイ
エッセイ ◆ちかごろのこと 1月半ぶりに朝おきてパソコンをひらいた。立春から1月経つが、5時半はまだうすぐらい。けれども電気をつけるのはいやで、目に悪いとわかっていながらうすぐらのまま書いている。 ここにいない間に何をしていたかというと、不安でいっぱいだった。生活とし... 2020.03.09 エッセイ
エッセイ ◆ひとの多面性 先月の話になってしまうが、25日、映画『テッド・バンディ』を見た。連続殺人鬼をあらわす「シリアルキラー」の語源になった男で、甘いマスクと明晰な頭脳が多くの女性を惹きつけたというのは、有名な話だ。長年の恋人であったエリザベスの証言を元に、恋人... 2020.01.20 エッセイ
エッセイ ◆夢とさかなとビニール ほぼ毎日夢を見るのだけど、だいたい2回に1回の割合でこわい夢を見る。内容は追いかけられたり、ともだちが殺されそうになったり、奇妙なシチュエーション下で理解できないことが起こったりと、いろいろである。 怖いことが迫ったときは言わなければいけな... 2020.01.18 エッセイ
余暇 ◆老人の声 なにかを考えていると、ときどき老人の声がする。彼と会ったことはない。彼はわたしの頭の中に住んでいる概念的な存在だ。他にも頭の中にはいろいろな人が住んでいるのだが、老人は生き物のひしめく中心から少し離れたところにひっそり住んでいる。 ……とい... 2020.01.17 余暇
余暇 ◆モチベーションの取り戻し方 noteで冷蔵庫を持つべきかどうか書いて以来、すっかり自炊のモチベーションが下がってしまった。ぼんやりと思っていたことをことばにしたことで、改めて「離脱するキャラをわざわざ育てないよね」という帰結がより強固になってしまった。おまけに冷蔵庫を... 2020.01.16 余暇