◆続・お名刺願望

きのうの続きで、今日は実践編だ。実践編といっても、じっさい作るのは相当先になると思うけれど……。きまってもなかなか煮え切らない、それがわたしである。

いざ名刺を作ってみようと思うと、何を書けばいいのかよくわからない。とりあえず本名で会うひとに渡すためのものだから、なまえか?次に連絡先、だろうか……。電話はひとに教えないようにしている(し、教えても出ない)うえ、LINE等をやっていないので、メールアドレスになりそうだ。SNSの類は、Twitterは前回も書いたとおりサブカル満載のゲームオタクなのでだめだ。Facebookはほぼ機能していないので載せて困ることはないだろうが、必要かというと微妙だ。

そして、なにより悩むのが所属である。営業職の方であれば「㈱○○ 営業第一部 役職 名前」とか書いてあるものだが、べつにしごとで使う名刺ではないし「今の職場に属しています!」と声高に宣言することも望んでいない。ではアトリエか?というと週1回しか来ていないボランティアなうえ「アトリエに所属しています!」と名刺に書くのもなんだか違う。あくまであいまいな立ち位置をもったひとつの個体として、わたしはアトリエに通っているに過ぎない。だからといって、物書きと書くにはおこがましいし、横文字のオリジナリティ溢れる固有名詞を考える気にもなれない。

そんなとき、ある人から名刺をもらった。博識で、経験豊富なミドルである。名刺に目をやると、所属の欄のないことに気づいた。さまざまな方面の方にわたすことを思って、あえて入れていないという。そうか、書かないという手もあるのか。わたしもつくるときにはこれでいこう。どこかに縛られていない感じもよい。ちなみに、その名刺をくださった方が先日書いた独身貴族である。

ちょうど今日はアトリエにいく日だ。アトリエにも名刺をくれた方がいる。もしつくった人が来ていたら、デザイン面などもふくめて、こだわった点を聞いてみたいと思う。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。

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