読んだもの 『ここはすべての夜明け前』(著・間宮改衣) 現代日本にうまれた主人公が、融合手術を受け、老いない機械の体を手に入れる。ほかの家族や恋人が時の流れで死んでいくなかで、おしゃべりの相手がいなくなった「わたし」は、家族史を書いてみてはと生前の父から提案されていたことを思い出し、語り(書き)... 2025.01.31 読んだもの
読んだもの 『とるに足りない細部』(アダニーヤ・シブリー著、山本薫訳) タイムラインであがってきた本だっただろうか。なんとなく重たい本を読みたい時期で、まとめて買ったなかのひとつ(そのとき『なぜ、その子どもはおかゆの中で煮えているのか』『優しい地獄』『ギリシャ語の時間』を同時購入した)。あらすじは端的にいうと、... 2025.01.26 読んだもの
読んだもの 『ギリシャ語の時間』(ハン・ガン著、斎藤真理子訳) 24年のノーベル文学賞作家として名をはせたハン・ガン氏の著書。受賞作はまさかの読んでいない。すみません。ただ、この作品を読んで、テイスト的にはすきな感じがしたので、じゅんぐりまためぐりあえたらと思う。さて、こちらの作品はタイトルの通り、古代... 2025.01.18 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第83審「至高の検事」19 今週のお話九条の取り調べ前回の終わりに対面した、九条と嵐山。第1審で九条が助言した「完全黙秘で20日間で釈放」狙いか、と嵐山に問われるも、九条はこたえない。時間はまだあると、嵐山はどっしり構えている。脳裏には、10年前に犬飼らに、元はといえ... 2023.07.27 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第82審「至高の検事」18 今週のお話の前になんと前回の更新が6/6なので、1ヶ月半ぶりである。そのため、ちょっとこれまでのおさらいをしてから今回の話に入ろう。なにせ自分で話をよく覚えていないのだった。軽いおさらい伏見組の若頭である京極の息子・猛に恨みをもっている男か... 2023.07.19 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第81審「至高の検事」17 今週のお話事件壬生の自首から、あれよあれよと伏見組に警察の手が回り、ネットニュースになっている。京極は逮捕されるも、「まったく知らない」としらをきっているようだ。そのニュースを見ているのは苦情の師である流木と、烏丸だ。長期実刑になる可能性が... 2023.06.06 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第80審「至高の検事」16 今週のお話九条の日々前半は、九条の職務の日々が描かれる。弁護のお礼に、丸亀製麺をドヤ顔でご馳走しようとする薬物初犯の男性、ホストの売掛金について相談する女性、痴漢容疑で逮捕されたものの、月曜に出られるかを気にしている男性、覚醒剤所持で逮捕さ... 2023.05.29 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第79審「至高の検事」15 今週のお話2週連続で掲載だと心が躍ってしまう。それにしてももう80話かァ。壬生と京極ホテルから場所を移し、ここはどこだろう。屋外の、何かひとけのない、建物の裏側だ。そこには京極と壬生、そして京極の部下3人もいる。京極はそこでさっそく、部下に... 2023.05.15 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第78審「至高の検事」14 今週のお話GWで、あいだがあいてしまった。今回もどんどん展開していった。実行犯の殺害「最後の断末魔を歌ってたな。なかなか感動的なライブだっただろ?」と、京極が呼び出した菅原に問う。答えない菅原に、京極は好きな歌手を訪ねる。半ばしかたなく、長... 2023.05.08 読んだもの
読んだもの ◆感想『九条の大罪』第77審「至高の検事」13 今週のお話落ち合った九条、壬生、犬飼九条が指示した場所で落ち合う3人。犬飼は、九条を密入国の業者だと思っているようで、弁護士であることを伝える。九条はまず、壬生に今回の件(要は、京極の息子・猛殺しについて)の弁護の委任契約を自分と結ぶため、... 2023.04.25 読んだもの