エッセイ

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■辺境と中心

相対的な概念であるが、中心から離れることでみえるものもある。障害もその数は多くけっして辺境とはいえないまでも、世間的認識としては未だ押しやられているほうかなといった肌感覚がある。歴史の中でも花形(テストの範囲が広い、のほうが適切か)であるヨ...
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■普通会員トライアル

プライムビデオに広告が入るようになったということ、以前ほど購入しなくなったので一旦やめてみようと思いたった。定期おトク便は普通会員でもいいということも、今回「プライムじゃなくてもいいのかな」と思った理由のひとつだ。こちらがプライムになった際...
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■「勝ち」の時間をつくれ

「Youtubeの時間を減らしたい……!」何度かふれているダラダラみてしまうYoutube問題だが、最近はばくぜんと減らしたいと思う段階からひとつ進んで、「もうちょっと本をや論文を読みたいな」という目的がでてきた。Xのときは広告に嫌気がさし...
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■のこりの人生

「後悔のないように」と簡単にいうが、アンパンマンの作者・やなせたかし氏も「ここからおもしろくなるところなのに何で自分が死ななければいけないんだ」というように、どんな人でも少しは残ってしまうものなのだろう。近頃は終わりのことをときどき考える。...
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■遠くの海

読書をしたり、他の人の話を聞いたりしていると、いかに自分が狭い社会の中で普段生きているかを実感する。しごともそうだし、友人関係や余暇関係も広くはない。とくに、しごとになるとしごとのサイズというか、そこのにある世界に適応してしまう。まるで、そ...
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■共闘する者

基本的に、やりたいことは周りがどう思っていようとつきすすむ方だと思っているが、それでも同志がいることをありがたく思うときがある。減量などの鍛錬や忍耐、継続の求められるものは、ちょっとしたことでだれてしまいやすいので、同志がいることで「やって...
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■成長

呪いのように、しごとがなんとかならないかなーということをこぼしている。友人をはじめとして、いろいろな言葉をかけていただくのだが、そのなかでパートナーから「前は働きたくないって言ってたのにめっちゃ自立してるじゃん」と言われた。そんなことを話し...
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■もどる、持たざる子の頃

しごとの流れを変えていくリスク管理として、ちょっとお金を貯めようと思い立った(遅)。ちょうど、今年の秋は展示の予定もすくなく、旅行も延期することにしたので、残ることといえば読書と音楽ゲームくらいで、だいぶ時間のゆとりができた。今後の新しいし...
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■閃く瞬間(とき)

読書、これはノンフィクションでもフィクションでもかまわないのだが「あ、これだ」と名探偵コナンのごとき(視聴していたのが十年以上前なので、最近のお話でこの描写はもうないかもしれない)閃きのカットインが入るような瞬間がある。何か日常や仕事の中で...
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■「らしさ」の像

成年後見の文脈から、認知症について学習しなおしたとき、介護によって人間関係が難しくなるのは、認知症患者の見えている世界を、介護者が否定し、「正しい認識」に修正しようとするといった、受け入れの難しさが大きいのだという話があった。認知症患者にお...