エッセイ

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■手を抜く前に

先日、4000円のnoteを読んだ話を書いたが、そこで、著者であるお笑い芸人の木田は、利尻島での1ヶ月の激務とシゴキを経て、自分がいかにお笑いが好きで、それで食って行きたいと思っていたかを再認識したという。同時に、一般社会における労働で自分...
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■”WORK as LIFE”たるには

お笑いコンビのラランドは大学がおなじで、「うちにもお笑いの人がいるんだ」と思って漫才やコントを見始め、最近はラジオも聞きはじめた。しょうもない話でも聞きやすく、「プロだ……!」と思う。TBSラジオの「ツキの兎」という番組のバックナンバーのな...
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■感じとる時間

X(旧Twitter)を控えて1ヶ月たつ。よく行くお店の営業の有無と、ゲームの予約以外はほとんど困らない。2013年頃から今のアカウント、その前のアカウントがおそらく2009年くらいだろうか、そのすさまじい年数の割に、手元に残る記憶は少ない...
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■4000円のnote

お笑いコンビ、ガクヅケ木田さんの「利尻note」を読んだ。平たくいうと、彼女との失恋後、傷心し休業中の木田さんが、利尻島にある宿泊施設の手伝いの住み込みバイトを紹介され、働くという内容なのだが、とにかくここに出てくる人々のクセの強さと、閉鎖...
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■相と創

先日、手相を見てもらった。占いは関心があるほうではないのだが、以前書いた「揚げたてのあつあげ」と同じで「手相やってます」と気軽に書いてあったのを見て、「どれどれ」という感じでおねがいをしてみた。話によると、手相はひとの強い感情を刻むものだと...
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■机上の行政書士

一昨年?行政書士の資格をとり、今年、形ばかりの開業をしたわけだが、営業活動をしているわけではないので当然案件はこない。ただ、本業でしごとをしているときや、友人と話しているときに「こういうかたちで役にたてるんじゃないかな〜」ということをできる...
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■ひとり営業の先

筐体や備品については自宅兼倉庫にあり、本人しか手の出せない状態になっていたようだ。法定相続人もおらず、このあとは国庫の帰属となってしまうと、店長と親しかった方のブログのスクリーンショットが回ってきて、拝見することとなった。どこまで本当かはわ...
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■「どうせしんどい」

2月の末くらいから「レンタルぶさいく」というチャンネルをよく見ている。万人におすすめできる清潔なチャンネルではないが、早稲田大学を卒業した男・篠原塁が、自身の「ぶさいく」を貸したお金でアムステルダムにうどん屋を開店する!という趣旨のチャンネ...
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■知人、のような感覚

新宿マルイ・メンで開催された、闇金ウシジマくんの原画展にいってきた。まんがをそこまで読むほうではないのだが、真鍋昌平作品はだいすきで、今も週刊スピリッツで連載中の『九条の大罪』を本誌で追っている。それまでは友人宅で読ませてもらって、単行本で...
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■この「薄さ」

前につづいて地域シリーズ。すきな喫茶やお菓子屋さんがいくつかある。私は気にいると同じ店にばかり行くようになるので、自ずとちょっとした会話はするようになることが多い。そこで、がっつり「常連さん」みたいになってしまうのは気が引けて、足が遠のいて...