エッセイ

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■閃く瞬間(とき)

読書、これはノンフィクションでもフィクションでもかまわないのだが「あ、これだ」と名探偵コナンのごとき(視聴していたのが十年以上前なので、最近のお話でこの描写はもうないかもしれない)閃きのカットインが入るような瞬間がある。何か日常や仕事の中で...
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■「らしさ」の像

成年後見の文脈から、認知症について学習しなおしたとき、介護によって人間関係が難しくなるのは、認知症患者の見えている世界を、介護者が否定し、「正しい認識」に修正しようとするといった、受け入れの難しさが大きいのだという話があった。認知症患者にお...
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■その答え

最初、しごとのスキル的なところで描き始めようと思ったのだが、考えるうちに、別にしごとに限らないテーマだなと思い、エッセイのカテゴリにしてしまった。相手から何か言われたり、提示されたとき、「そうなのか」と受け入れてしまいそうになることがある。...
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■論理じゃない趣味

ともだちに泣き言をいっていたら、自分の状態を心配してくれたのか「頭使わない趣味をもったほうがいいよ!」と助言をうけた。たしかに、考えてみると、文章を書く・読書をする・展示をみる・外国語を学ぶ・関心のある勉強をするなど、たしかに頭をベースで使...
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■それでもスマホはへってきた

6,7月くらいだろうか、Xの広告が過剰になったり、おすすめタブが煩雑だったりして、見る機会が大幅にへった。実際、ゲームの時勢を知るのには遅れをとってしまっているが、ほとんど実生活で困ることはない。逃して困るものだけ通知をオンにしておくなど、...
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■自由のきかないときのこと

(おそらく)2度目のコロナ罹患で物理的に外との接触ができなくなった。今回は初回よりも熱症状がしつこく、意識が明朗とするまでに時間がかかり、職場復帰も外出OKまもなくということで、そこまで暇な時間はなかったのだが、それでもそれなりに普段の状況...
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■潔癖たる功罪

まいにち暑い。熱中症予防の喚起がごみ収集の車からアナウンスされて久しい。36度あたりを超えてくると皮膚刺激として痛みが入ってくるし、RPGなどで砂漠の街にいくとゆらゆらと蜃気楼がでているエフェクトが入っていることもあるが、外がそんなふうにみ...
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■何もない、それがいい【モノ編】

前回のモノ編。以前からいっているように「(以前よりは)何もない、それがいい」である。頭の方が情報過多になると、視界に入る情報を減らしたくなるのだろうか、生活が一気にめんどうくさくなった。たとえば服を買うということをひとつとっても「なんか同じ...
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■何もない、それがいい【お金編】

前回のお金編。タイトルがしっくりこないまま書いているのだが、ねこそぎ「何もない、それがいい」というミニマルな思想について書きたいのではなく、あくまでも「以前より」ということだ。わたしが欲深いことは何よりわたしがよく知っている。さて、お金だ。...
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■何もない、それがいい【時間編】

何もないというのはおおげさだが、6月あたりからは旅や大きめのイベントはない。成年後見の勉強会が連続で入っており、動きをとれないからだ。凡庸な日々が続くと飽きてしまい、刺激を求めてしまいがちなのだが、このあと、もしかしたら仕事のバランスを大き...