エッセイ

■4000円のnote

お笑いコンビ、ガクヅケ木田さんの「利尻note」を読んだ。平たくいうと、彼女との失恋後、傷心し休業中の木田さんが、利尻島にある宿泊施設の手伝いの住み込みバイトを紹介され、働くという内容なのだが、とにかくここに出てくる人々のクセの強さと、閉鎖...
読んだもの

『恥辱』(著:J.M.クッツェー、訳:鴻巣友季子)

読もうと思っていたきっかけはなんだったか、忘れてしまったのだが『ふがいない僕は空を見た』(窪美澄)などとセットで買っていたので、人の愛欲や性、生きる苦しみみたいなのを摂取したかったのかなと思う。クッツェーの作品はこれが初めてで、まずおどろい...
エッセイ

■相と創

先日、手相を見てもらった。占いは関心があるほうではないのだが、以前書いた「揚げたてのあつあげ」と同じで「手相やってます」と気軽に書いてあったのを見て、「どれどれ」という感じでおねがいをしてみた。話によると、手相はひとの強い感情を刻むものだと...
エッセイ

■机上の行政書士

一昨年?行政書士の資格をとり、今年、形ばかりの開業をしたわけだが、営業活動をしているわけではないので当然案件はこない。ただ、本業でしごとをしているときや、友人と話しているときに「こういうかたちで役にたてるんじゃないかな〜」ということをできる...
エッセイ

■ひとり営業の先

筐体や備品については自宅兼倉庫にあり、本人しか手の出せない状態になっていたようだ。法定相続人もおらず、このあとは国庫の帰属となってしまうと、店長と親しかった方のブログのスクリーンショットが回ってきて、拝見することとなった。どこまで本当かはわ...
エッセイ

■「どうせしんどい」

2月の末くらいから「レンタルぶさいく」というチャンネルをよく見ている。万人におすすめできる清潔なチャンネルではないが、早稲田大学を卒業した男・篠原塁が、自身の「ぶさいく」を貸したお金でアムステルダムにうどん屋を開店する!という趣旨のチャンネ...
エッセイ

■知人、のような感覚

新宿マルイ・メンで開催された、闇金ウシジマくんの原画展にいってきた。まんがをそこまで読むほうではないのだが、真鍋昌平作品はだいすきで、今も週刊スピリッツで連載中の『九条の大罪』を本誌で追っている。それまでは友人宅で読ませてもらって、単行本で...
読んだもの

『スキルマップ〜隠れた強みと好きなことが才能に変わる〜』(著:デザイン研究所)

少し自分のこのあとを棚卸ししたく、もともとデザイン研究所さんのPhotoshop講座なども受けて使えるようになったことから、半分お布施的に購入。自分のちょっと得意なことや、すでにお金に帰ることができているスキルについて、まずは「表現」と「貢...
しごとと生活

◆無意識たれば功を奏すか?

3月も終わり、思えば今月はATMにお金を引き出しに行かなかったなぁ、と思う。たいがい、月末に4,5万ひきだして、財布とは別でとっておき、財布の中身が足りなくなったらそこからお札を補充していく形式で運用しているのだが、今月は2月に引き出したお...
余暇

講演会『不安の時代-若き人びとの心のゆくえ-』(国立民族博物館主催)

今年の頭に加入した、大阪の国立民族学博物館・友の会で案内のあった「不安の時代」という講演を聞いてきた。平日夜に大阪に行くことはむずかしいのでリモートだが、4人のパネリストが講演をして、後半はディスカッションという形だったのが、ひじょうに面白...