余暇 講演会『不安の時代-若き人びとの心のゆくえ-』(国立民族博物館主催) 今年の頭に加入した、大阪の国立民族学博物館・友の会で案内のあった「不安の時代」という講演を聞いてきた。平日夜に大阪に行くことはむずかしいのでリモートだが、4人のパネリストが講演をして、後半はディスカッションという形だったのが、ひじょうに面白... 2025.04.02 余暇
読んだもの 『息吹』(著:テッド・チャン、訳:大森望) 実はハードカバーで発売されたときに「おお、テッド・チャンの邦訳が!」と思ったものだが、すぐすぐ手を出せず、文庫版で読むこととなった。おはなし自体は500ページを超える短編集なのだが、おもしろくてぐんぐんページが進んでしまった。どれもおもしろ... 2025.03.29 読んだもの
エッセイ ■この「薄さ」 前につづいて地域シリーズ。すきな喫茶やお菓子屋さんがいくつかある。私は気にいると同じ店にばかり行くようになるので、自ずとちょっとした会話はするようになることが多い。そこで、がっつり「常連さん」みたいになってしまうのは気が引けて、足が遠のいて... 2025.03.26 エッセイ
エッセイ ■好奇心はすなお 本を年末くらいからゆっくりと読み進めている。自分のための時間なので、ゆっくりも急ぐもないのだが、前に書いたX離れの話の文脈を借りれば、「オフる」時間のさいたるものだ。中でも『庭の話』と『息吹』は先が気になってしまい、本当は別のことをする予定... 2025.03.24 エッセイ
エッセイ ■「どれどれ」と。 小さなお店でゆっくり過ごすことのがすきだ。土地柄なのか、個人店がたくさん並んでいるので、どういうことしているんですかとか、どうしてはじめたんですかとか、他愛もないことをちょっと聞いてみることがある。わたしは「いきつけ」とか「常連」とかそこま... 2025.03.22 エッセイ
エッセイ ■国と人と 前回「景漂」のつづき。書いたように、高学歴・ハイキャリア群の若者たちが、キャリアを捨て、結婚にこだわらず、地方に散っていく動きが中国であるという。とくに景徳鎮(陶器の名産地)に惚れ込んでそこに住むことが多く、「景漂」と呼ばれるそうだ。そんな... 2025.03.19 エッセイ
エッセイ ■景漂のこと 上海や北京でたくさん働いてきたものの、業界が傾くなどして、仕事が苦しくなった結果、景徳鎮に移住して金銭や時間に追われずゆったりと過ごす生き方が中国の若者の間で話題らしい。景徳鎮といえば焼き物の名所だが、そこで重い思いの作品を習い、作るのだと... 2025.03.17 エッセイ
ゲーム ◆MOTHER2やりこみまとめ えーと、たぶん10年以上前にやったMOTHER2の「きょくりょくレベルをあげない&装備品買い物禁止プレー」やりこみ。BEMANI学園とか書いてあるのでおそらく2010年ごろだと思われる。文字のみのいにしえテキストサイトのフレーバーがすさまじ... 2025.03.15 ゲーム
エッセイ ■引っ越しの影響 引っ越しというまでではないが、XからBlueskyに軸足をうつして1,2しゅうかんくらい?だろうか。エッセイにするほどおおげさなものじゃないかもしれないが、なんとなく時間の使い方が変わった気がする。具体的に何が、というとげんみつに計っている... 2025.03.12 エッセイ
読んだもの 『庭の話』(著・宇野恒寛) 現代のインターネット、とりわけXをはじめとするSNSによる承認獲得ベースでもなく、だからといって共同体として回帰していくのでもないあらたな空間、著者いわく「庭」が、どんなものなのか考えていこう!という本。特段不幸でなくとも「とかくこの世は生... 2025.03.10 読んだもの