いぎょ

読んだもの

『共喰い』(著・田中慎弥)

更新は11月なのだが、読んだのは10月頭で、9月の半ば頃から、ひきつづき田中慎弥さんをせめていった。小さな表現でも「これすごくすきだな」というのが一冊読んでいてもそこここにみられ、宝探しのようでたのしい。さて、こちらは円城塔さんの『道化師の...
読んだもの

『完全犯罪の恋』(著・田中慎弥)

『死神』から入り、引き続き本屋にある在庫を聞いて買うといった古典的なやりかたで出会っていっている。こちらはタイトルからして「どういうことなんだろう?」と思いながら読み進めていった。ちなみに、こちらを読み終えたのは9月なのだが、このときはあま...
エッセイ

■自立と素養

よく、「自立とは頼る先を増やしておくことだ」といわれる。そのことに異論はない。ただ、その頼るスキルについては、結構個人個人に任されてしまっているところがあるなーと感じている。しぜんと社会的スキルが育つ環境・能力の人もいれば、逆もある。大人に...
エッセイ

■プルラリティ

プルラリティという概念を教えてもらった。プルラリティとはシンギュラリティに対応するかたちで「多元主義」と訳されるという。IT技術と資本主義によって大きく躍進した世界だったが、一方で対立や分断を引き起こしている。とはいえ、テクノロジーは使い方...
余暇

◆今月こうする【25年11月】

たいそう久しぶりに月次の生活トピック。勉強習慣をもどそう!ふたたび、少しきちんとした勉強習慣に戻そうかな、と思っている。以前の行政書士試験が2年前、半年ほどだが、今視野に入れている、司法書士試験を「受けよう」となったら、当然もっとかかる。や...
エッセイ

■琴線

いろいろあって職場の環境がかわり、平日、自分の意向で時間の都合をつけづらくなった。これまで、だいすきなカレー屋さんや整体、友人との予定を泣く泣くキャンセルすることがあったが、中でも、アラビア書道に通うタイミングが続けて潰されてしまうことがあ...
ゲーム

■25年10月のゲームとか

総括ペースを保つ程度の労働環境でいられたことの、勝ち越し感(じっしつ負けている)。音ゲーDDR週1日、SP:DP=2:1くらい。90分を超えるとSPに移行しても疲れていてまわらない。SP:ひきつづき12の底上げと、13も詰めていく。AAAも...
エッセイ

■出なくてもおもしろい

ふだん、平日の休みをまとめて取れたときはどこかふらっと旅に行くものだが、今回は「退職するかもしれない……」という可能性もあり、すでにこれを書いている現在、心はだいぶかたまっているのだが、ともかく、先が見えない感じがあったので、出費も考えなけ...
読んだもの

『死神』(著・田中慎弥)

かねてより関心のあった、田中慎弥さんの本をやっと読めた。本屋さんにいってもなかなか売っておらず、最新刊を買う。2024年。あらすじとしては、すさんだといってさしつかえない家庭環境に育ち、学校にも光を見出せない主人公の死への願望の誕生にあわせ...
エッセイ

■弱さの紐帯

夏は一旦おちつき、その調子で年末までと思いきや、ほんとうに今の職場はいろいろなことが起こる。というわけで、昨年度と同じくイレギュラーな忙しさに見舞われることとなり、心身ともに余裕がなくなってきている。南の島でも雪深い渓谷でもいいので、誰にも...