いぎょ

エッセイ

■我が愛

先月、日本橋の誠品生活(台湾のセレクトショップ)で台湾のメーカーさんの万年筆と、有隣堂のYoutubeで知った「サクラクラフト」を買った。前者は、アラビア語の勉強を始めて、ノートに書くとき、0.4mmよりも少し太めの万年筆があってもいいかな...
読んだもの

『わたしを離さないで』(著・カズオ・イシグロ、訳・土屋政雄)

高校の頃課題図書で出ていたような気がするのだが、そのときは音ゲーまっしぐらで、本を読まないことはなかったが、スルーした一冊。大学の後半頃からSFを読み始め、ちょっと前に出た『クララとお日さま』が気になり、そういえば……と課題図書として出てい...
読んだもの

『老神介護』(著・劉慈欣、訳・古市雅子、大森望)

『三体』で大きなインパクトを起こした劉慈欣の短編集。実は短編もやっている。面白かった。5作おさめられていたが、どれもよかった。それぞれあらすじが簡単に書かれているのだが、読むと「どういうこと!?」と引き込まれ、ついつい読んでしまった。テクノ...
読んだもの

『いきの構造』(著・九鬼周造)

大学の授業で扱っていたのだが、なんとなく読み返したくなって購入、再読した。藤田正勝先生の解説がついており、さらにわかりやすくなっている。どうしてこれを読み返したいのか、読み始めた当初はわからなかった。ただ「いき」って何だろう?と改めて思った...
エッセイ

■夜行の魅力

ちょうど1ヶ月前、奈良へ七枝刀を見にいった。他の用事もなかったので泊まるまではないかな、というのと、Switch2の抽選があたり、再配達の日程を旅の翌日にしていたため、日帰りにすることにした。日帰りとなると、朝早くの新幹線か夜行バスかだが、...
エッセイ

■努力

弁護士として企業法務で働く傍ら、小説を書いておられる作家・新川帆立さんのインタビューを見た。2025年現在で4年前の動画になり、すでに専業作家になっておられるかもしれないが、動画でざっと紹介されているあらすじだけでも、興味をひいた。そのなか...
エッセイ

■無脳司令官

休日はさておき、平日は夜、つかれている。体が疲れるタイプのしごとではないので、おそらく頭の疲れなのだろう。体質なのか、昔から頭の中で思考が錯綜したり反芻したりしやすく、常に脳内世界にある吹き出しが、ぴかぴか光ってめいめいが自由におしゃべりし...
ゲーム

■25年6月のゲームとかの記録

総括意識と習慣とが少しずつ足並みそろってきた。音ゲーDDR週1日を継続。12中央値が先月末982780→984660。平均値は978974なので、980000をめざしたいところ。月半ばで導入されたプラチナムパスのおかげで、133円スタートを...
エッセイ

■はげまされた日

突然だが、作家の北方謙三さんのインタビューを見た。失礼ながら、北方さんの本は読んだことがなく、時々見ている「有隣堂しか知らない世界」というYoutubeチャンネルで何名かの作家さんの回があり、そこでの出会いであることを最初におことわりしてお...
しごとと生活

■【時間】理想と欲

時間がほしい。もっとゲームしたいし本を読みたいしきちんと書きたい。ということを、このブログの中では「もういいよ」というほど書いてきた。実際今のしごとの内容への不満はおそらく人生史上いちばん少なく、ただ、忙しいだけなのだが、この「ただ、忙しい...