エッセイ

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◆さらなる高みへ

展示から一転して脳筋デイズに戻る。食事の改革については書いたが、筋トレについてふれていなかった。ここまで3年強、スクワットを続けた。ここ半年で腹筋と背筋をまぜたが、なんとなく物足りなさを感じていた。ある日、ドラゴンフラッグという筋トレの極み...
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◆表現について

展示を終え、皆の作品をトラックに積み込みながら思う。わたしの表現とは一体、なんなのだろう……。たんなる表現ならいっぱいやっている。エッセイを書き、小説を書き、絵を描き、動画をつくる。ただ、今それらはてんでばらばら、思い思いの方向で輝くだけだ...
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◆ハレの日ケの日

作者・作品にとって展示は「ハレ」のイベントだろう。着飾った瞬間を見てもらう、大事なことだ。しかし、それだけで終わってしまうのはなんだかもったいない気もする。「ハレ」があれば当然「ケ」がある。この「ケ」の期間の方がずっとずっと長い。今回の「心...
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◆人生の成功について

春先から手伝っていた展示「心のアート展」が終わった。いつもながらアトリエ絡みのできごとは考える種をたくさんくれるので、しばらくはそれにまつわる話を書こう。展示のときにだけ会えるひとが何人かいる。わたしは人の多いのが苦手なので、絵のタイトルや...
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◆わたしにとっての豊かな日々

「理想のくらし」ということばがある。ときどき、そのことについて考える。わたしには野望が少ないし、これまでの生きる糧も「スピリッツに掲載される『闇金ウシジマくん』の最新話」だったので、なんというかこう、人生に多大な期待をもって生きているわけで...
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◆点と点をつなぐ(2)

きのうのつづきなので、きのうのものから読むことをおすすめいたします。一見関係なさそうなものごとをつなげることを「点と点をつなぐ」と言った。これを自分の生活に置き換えてみたとき、仕事と思考と読書と文章はきちんと一本の線としてつながっている感じ...
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◆闇風呂のすすめ

入浴するとき、脱衣所の電気をつけたままにしている。代わりに浴室の電気はつけない。これを始めたのはわたしの怠惰さからだ。想像していただきたい。まず脱衣所の電気をつけ、服を脱ぐ。浴室の電気をつけて脱衣所の電気を消し、入浴する。そして風呂からあが...
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◆文章も筋トレ

もう何度書いたかわからないけれど、自分の文章がきらいだ。エッセイもそうだが、特にフィクションで痛感する。頭の中にある「書きたいもの」を、どうもじょうずに取り出すことができない。ことばが万能でないことは承知しているけれど、それにしたってもう少...
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◆よくばらない。そのために、

最近、やりたいことが増えてきた。エッセイ書きに小説書き、ゲーム、動画づくり(とそのためのおもしろい動画観賞)、料理、韓国語、映画……さすがに1日ですべてをおさめるのはむずかしくなってきた。ここで「その日その日で適当にやってい」けないのがわた...
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◆質的リコメンドの尊さ

不慣れなところに出かけることになり、若かりし頃、そこに住んでいたひとにおすすめの食事を聞いた。返ってきた文面には、Google検索のリンクが貼ってあった。その場にそうとうゆかりのある人なので、いくぶんは土着の知識や思い出が戻ってくると思って...