[考えること]
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ここ一年くらいの欲求である「身軽になりたい」ということについて追求していく日記。
─なぜ身軽になりたいのか?
そもそもそれに目覚めた経緯をはっきりと覚えているわけではないのだが、思い返すとわたしにとって大切なものはあまり物質的な物に内在していることがなく、手放したところで大した痛手にはならないのではないか、という気付きがあったような気がする。そう思ったきっかけについては失念している。
あと気まぐれにどこかに移住したいと思ったとき、物が多いとめんどくさいな、と思ったのがけっこう大きい。
その気付きにより、私は物をどんどん捨てて今に至るし、これからも減らしていく所存である。
参考までに漫画、ファンブック、本、CDは、「再び自らの手元に連れてくることが容易である(それはレンタルや漫画喫茶や電子書籍などという素晴らしいシステムによって)が、それを踏まえて自分の手元に持っておきたいかどうか」ということを基準に分別したら大体のものは売る方向でまとまった。
ぬいぐるみや雑貨はスペースを埋めるリスクと置いておくベネフィットを天秤にかけてリスクが勝ったので99%売った。
ゲームは再び入手する敷居の高さと、ハードのレアリティなどの問題、何よりも自分のいちばんの趣味であるので音ゲー以外はほとんど残した。音ゲーは以前ほど熱もないし、ゲーセンで遊べる環境があればCDのレンタルや漫画喫茶と同じなので売った。
服は今手持ちが70くらいに増えてしまったのだが、また50に戻したいな…といったところだ。それ以上減るならそれに越したことはない。
ちなみに服の取捨選択はこの方法でやった。まだ捨てるものがたくさんある…気がする。この前に自分の服をパーツごとに数えたページがあったのだが、消してしまったらしい。
また現金を多く持ちたくない(重いから)ので、基本的に財布は軽い。定期券も持ちたくないのでモバイルsuicaに移行してしまった。これで定期入れを持つ必要がなくなり、持ち物の軽減に役立つ。しょうじき財布は去年購入したのだが、もっと薄いか小さいものに変えたい。できることなら持ちたくないデス。
─現金とクレジットカードの話
よく倹約や貯金には現金至上主義であれというようなことが雑誌にもあるのだけれど、私は逆にほとんどすべてをクレジットカードや電子マネーでまかなっている。
現金を使うのはクレジットや電子マネーが使えない一部の飲食店、ひととの食事で割った分を支払うとき、大した金額ではない時に小銭がちょうど支払えそうだとか、そのくらいだ。一応何かのために現金を少しは持ち歩いているが、だいたい使わない。
現金より格段にじょうずに貯まるとか、そういうことを言いたいのではないし、実のところそういううまい話でもない。
しかしながら、別に現金派でなくとも貯金はうまくいくし、かえって還元されるものもあってお得なんじゃないかと思うだけだ。
モバイルsuicaとクレジットカード、そしてDocomoを使用しているのでiDがあれば、わたしの生活の仕方であればだいたいのことは事足りてしまうのだ。
クレジットカードはモバイルsuicaを使用するにあたりビックカメラと提携しているVIEWカード、Docomoユーザーなら持っていて損はないDCMX、あとは京王沿線のショップを利用することが増えたので最近京王パスポートカードを作成した。
3枚も持っていると上限金額が相当なことになるのだが、実際クレジットカードとして利用するのははじめのVIEWカードのみである。DCMXはDocomoの電子マネーであるiDと携帯利用料金にあて、京王パスポートカードは京王沿線のショップのポイントカードとして使い、クレジット払いは行わない。
正直京王の方はそこまで割がいいわけでもないため解約してしまってもよいのだが。
貯金に関しては、こまめにweb明細を見ながら自分の使う(貯金をしない人ならば使える)額を想定しながら利用していけば、そこまで多大な請求で苦しむことはないはずだ。
現金と違ってクレジットカードは資本の量が可視化されにくいため、はじめはその感覚をつかむまでちょっと時間がかかる。
しかし長く付き合っていけば自分のおおよその音ゲー代や交際費、買い物にあてる金額などが明細の形となってだいたい見えてくる。むろん年末年始は出費がかさみやすく、新作が稼働すれば音ゲー代は増えがちだ。しかしながらイレギュラーな出費であれ、自分の消費に関するひとつの流れとして対応すればさしたる問題は起こらないはずである。
分割やリボは分割したことを忘れるし、手数料がかかり実質的には損な気がするので使っていない。めっちゃ美味しい思いをしたという経験があれば知りたいし使うと思うんだけど。
とまあこんな手順で、自分の使う額がだいたいわかっているので、給料振込みの日にそれくらいのお金を残してあとを別の口座に移せば、自動的にお金は貯まっていくとおもう。だいたいで残せば多少の増減は痛くない。
とここまで書いて思ったのだが、買い物が趣味のひとにはこのやり方向かないな…。べつにフィナンシャルプランナーになるつもりじゃないしいいんだけど。
で、ここまで書いて思ったけど、京王パスポートは頃合いをみて解約しよう。
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