いぎょ

エッセイ

◆記憶のあいまいさ

最近、じぶんの記憶に自信がない。もしかしたら過去の経験は妄想だったんじゃあないだろうかとか、この過去は何かちょっと装飾しているのではないかとか、そんなことばかりを考えている。Googleカレンダーに入れた予定も、ほんとうにこの時間で正しいの...
エッセイ

◆家がたのしい

今年は、家がたのしい。決して娯楽が多いということではない。むしろ我が家はSwitchとBMSはの立ち環境(同居人所持)しかないので、圧倒的にすくない。 では何がたのしいのかといえば、家のものを考えて置いたり捨てたり整頓したりすることだ。そう...
ゲーム

◆主人公の名前どうするか問題

RPGでまずつっかえるのがここである。序盤の中ボスではない。みなさんも経験がないだろうか。 わたしの場合、ひとつの基準がある。シナリオ内で主人公がよく喋る場合はデフォルトの名前を採用している。FFシリーズなどはそうだ。別の名前を入れてしまう...
エッセイ

◆視覚のない夢

ひょんなことから悪夢の話になった。「単位が取れずに大学を卒業できない夢」だ。夢について事細かに話すと、相手はちょっと間を置いて、こんなことを聞いてきた。「みかげさんは、夢に景色ってありますか?」 夢といえばビジュアルがあって音があって(無音...
エッセイ

◆とっ散らかった上半期

毎日エッセイを書きはじめて1年経った。くだらない内容ながらもよく続いたな~と思う反面、書くことがほんとうにすきなんだなあと実感できた。すきなことを続けるのはどうやら苦にならないらしく、秋から始めた読書もいい感じで進められている。途中から記録...
読んだもの

◆適応する狂気 『消滅世界』感想

友人の詩音氏がTwitterでつぶやいてるのをみて衝動借りした本。人工授精が当たり前となり、夫婦間のセックスを「近親相姦」としてタブー視する未来で、「近親相姦」によって生まれた主人公が生きていく話だ。 村田沙耶香は『コンビニ人間』のころから...
読んだもの

◆悪の卑小と孤独 『ヨーゼフ・メンゲレの逃亡』感想

ナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレをご存知だろうか?ここでは感想を書きたいので詳しくは触れないが、凄惨な人体実験を繰り返したことで有名だ。詳しく知りたい方は「双子実験」でググッてみるといい。あまり気分のいいものではないので、元気のないときはやめ...
読んだもの

◆カノン的なものがたり 『枯木灘』感想

サークルの同志である詩音氏と竹雀氏いちおしの作品。すすめられたのはかれこれ、去年の秋頃だった気がする……。 海と山に囲まれた閉鎖空間のなかで生きる複雑な血族の物語という、だいぶ入り組んだテーマなので、さくさくは進まず、読み終えるまでに一ヶ月...
ゲーム

◆「ゲームセンター」を、もっとおもしろく【後編】

きのうのつづき。WGCさんのこの記事と似通うところもある。こちらは経営側の視点がとても参考になる。 考えたことのもうひとつはミュージアム化だ。他にない珍しいものが置いてあるという時点ですでにミュージアム化はかなっているのだが、これをもうちょ...
ゲーム

◆「ゲームセンター」を、もっとおもしろく【前編】

ゲームセンターがわたしにとって単なる遊戯場でないことは、おそらくこのブログを見てくださっている方はご存知だろう。幼少のころから学校や習い事になじめず、失意ばかりがこみ上げていた。これを拭い去り、光に変えてくれたのがゲームセンターと、そこにい...