◆余暇【24年7月】

あいさつ

先月、2回も水樹奈々さんのライブに参加したにも関わらず、書き漏らしてしまいました。すばらしかったです。

音ゲー

iidxDP

いよいよ7月は1回もやらず。やりたくないではないけど余裕がない。

DDR

週1ペースでSP10-13あたりを。相変わらず、公式サイトのスコアが見られないので、これまで控えめだった、13をちょこちょこチャレンジする機会が増えてきた。案外いけるものも多く、踏み方のバリエーションと精度を高めていきたい。すきな曲は14や15もチャレンジするようにしているのだが、15はフィジカル的に必要とされる度合いがぐっと上がる感じがした。

展示

  • 「前衛陶芸の生まれた時代(後編)」(菊池寛実記念 智記念館)
    5月下旬に訪れた「前衛陶芸の生まれた時代(前編)」をひどく気に入ったので、展示の内容が入れ替わる段で再訪。花道との繋がりからはじまった前衛陶芸だが、徐々にそこから解放されたダイナミックな作品が増えていた。いやーすばらしかった。

読書

わたしの場合、読んでいる時間が増えれば増えるほど、「読めるだけのコンディション」であること及び「インターネットの時間が減っていること」になるので、ある種、健全度の指針になっている。インターネットが悪とは言わないまでも、時間泥棒の側面は大きい。

『地方創生大全』著:木下斉
先月、和歌山県にいった。中心地である和歌山駅も、京阪神とくらべるとさびしい景色だった。南海鉄道の和歌山市駅を出ると図書館があり、ちょっと寄り道をしたときに「そういえばこういった周縁の都市は、まちづくり的な観点や課題解決に向けてどうしていくのだろう」と疑問を持った。また、行政書士の職域を考えたときに、行政との接触の多いフィールドになるのでご縁があるかもというのもある。入門書的にインターネットでおすすめされていたので取り寄せて購入。
前段が長くなってしまったが、内容的には、ネタ・モノ・ヒト・カネ・組織と要素を分けて、それぞれの現状と失敗例、成功例をまとめており、わかりやすかった。また、地方創生にかぎらず通常のビジネスにも活用できそうなアプローチがまとまっているようにおもわれた。行政ベースですすんでいくことが多い地方活性化政策であるが、その功罪についてもしっかり切り込んで書かれていた。文体や構成としては読みやすかったが、文中で強調されていることに赤マーカーが付してあり、どうしてもそこに目がいくので、素の文を読むのに滑ってしまって邪魔だった。あまりこういうタイプの本を読んだことがなかったので、次選ぶときの参考になった。

『神山:地域再生の教科書』著:篠原匡
徳島県神山町という過疎地域の再興を綴った本。特段この地区への関心はないのだが、地方創生のおすすめ本の中にあったので読んでみた。上の本にも書かれていたが、もともとその土地に住んでいる人びとの代謝のよさ(よその人を受け入れるとか、過干渉ではないとか、新しいことへの代謝というのだろうか)が地方創生をしやすいかどうかに大きく関わっている、ということが、改めて伝わった。高専をここに作ったという話が主になるのだが、学校を作る手続きの煩雑さや動くお金の大きさも勉強になった。移住して何か新しいことを始めた人々へのインタビューも掲載されており、楽しいことばかりが書かれているわけではないのもよかった。

『世界の地方創生 辺境のスタートアップたち』編著:松永安光、徳田光弘
こちらは海外の町における地方創生について書いた本で、引き続きおすすめに挙がっていたので購入。その土地のもっている歴史や地理的な特色といった強みを生かしたり、そこに関わる人々のスキルと結びつけていきながら、観光客を増やしていったり、その土地に住んでいる住民にとってもなじみやすい環境をつくっていったり、しているようにみえた。地方創生の肝は観光消費の単価を増やしていくことになるので、食や体験のカラーをいかに差別化していくかというのに尽きるのかなと思う。

『三体Ⅱ 黒暗森林』(上)→(下)劉慈欣
6月に読み切らなかった分を読みすすめていった。ひとたび開くと読み進めてしまうな、すごいな。下巻もがっと読んでしまいたくなり購入。正直、宇宙科学技術系の記述は、何回か読んでもよくわからんなというところはあるが、それでもストーリーの大筋は追うことができるのと、何より、キャラクターそれぞれの信念と行動に芯が通っており、展開の仕方も結構サクサクしているので、読む長さに対して苦がない。

翌月

きほんのDDRと読書でなんだか時間を過ごせてしまった。勉強も兼ねられるのは本読みのいいところである。展示は、この時期は暑いのと、個人的に内容が渋いので、もう少し涼しくなってからかなと思っている。

コメント

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