ゲームをしたいきもちが、日に日につのっている。前回の脳内会議やその後の考察により、1日の中でゲームをする時間は確保できるが活動のためのエネルギーが足りない、ということがわかってきた。
先月から続いている中途覚醒はおさまってきているものの、ここ一週間ほどは異様な疲れが体にまつわりついており、目が覚めてもなかなか起き上がることができない。朝の文章書きの時間は半分の1時間に減ってしまい、帰宅後の家事をやる元気がない日もあるし、短編ひとつも読めない日もある(本に関しては意地もあり、ひとつ読みきれない日でも1ページは読むようにしている)。じっさい昨日は22時半にねむり、4時に目が覚めた。そのくせ8時くらいまで起き上がれず、時間を浪費してしまった感が否めない。
このタイミングでゲームを挿入することはたいへんリスキーである。せめて従来の生活が整って余裕のあるときに、新規参入させてやらねばならない。そうでないと生活・余暇ともにジェンガのようにばらばらと崩れて、残るのは崩壊した生活のかけらと自己嫌悪の念のみである。
とはいえ、それでゲームをしたいきもちがおさまるわけではない。精神は退屈をきたしている。そのため生活を整えるまでの余興として、家計をゲーム感覚でつけてみることにした。「厳しく節約しないと危うい」というような切迫感がないので、いくぶん楽しむ余裕があるのだ。以前からスマートフォンのアプリ「カケイ」で家計簿をつけている。たいへんシンプルで使いやすく、以下のように利用する細目をつくって入力することができる。それとアイコン色を自由に変えられるのが色ずきにはうれしい。
それに加え、1日に使った金額を手帳の1ヶ月スケジュールのページに書くようにしてみた。数字が見開き1ページで可視化され、ちょっとたのしい。日ごとの記録とあわせるとどんな調子で何をしたのかも思い出しやすく、手帳だけで日々を回想できるのも忘れんぼうにはよい。
もちろんカケイ「ゲーム」なので、無駄なく効率的にこなしていくことも大事だ。衝動的な買い食いをしないとか、セールの日にさかなを買うとか、さまざまな工夫でステージをクリアする気概もわいてきた。今までちらしを見ない生活をしていたので、道すがらにある個人店のちらしを見て通勤する時間が新鮮なものになり、ややマンネリ化していた通勤路もきらきらと輝いている。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。むかし節約のためにちらしを見るのは2日ももちませんでした。同じことをするにしても、目的意識がだいじなようです。
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[…] ととなったが、今月は地元、近場、遠方の予定をバランスよく入れてみた。昨日書いたカケイゲームのことを思うと、同月内でお金の出方と入り方を予定ごとに概観できるのもタイミン […]
[…] 2年前から家計管理アプリ「カケイ」を利用して家計簿をつけている。ここ半年は予算設定をしており、だいぶ意識的にお金を使うようになった……気がする。 […]