■竹のこと

南米ボリビアの民族楽器・ケーナを買って週末の日中に練習している。くちびるのフィットするところに吹き口(とよぶのかな)があたるときれいに音が鳴るとうれしい。まだ一曲通すのは難しいが、「エトピリカ」(葉加瀬太郎)の一部や、「Lemon」(米津玄師)のサビ部分(一番高い音はまだ出せない)を音階を考えながらゆっくりけるようになってきた。

アラビア書道も、月1回のレッスンと、休日に家で書く練習をしている。筆が日本書道の毛筆と異なり、文字の形もげんみつに決まっているので難しい。まだこちらは「できた!」という実感がもちにくく、苦戦している側面が大きい。ただ、当初と比べると筆の運び方は間違えなくなってきており、遅々たる進歩ではあるが「なんとか書けるようにはなるかな」という手応えがやっとでてきた。

ケーナ(笛)とアラビア書道(筆)の主たる原料は竹である。いうほどまっすぐ伸びないらしい。そういえば盆栽も伸び方を調整して、数十年かけて芸術的な形に育てていくらしい。竹はすごい勢いで成長するが……。

また、竹の花言葉は「節度ある」、名は体を表す。ふしぶしあるのにも意味がある。とはいえ、竹の花なんて見たことがない。検索したら、2023年に、120年ぶりに開花したというニュースがひっかかる。見た目もしょうじき地味というか、イネ科の植物なのでイネのようで、「なんだ、こんなもんか」と素朴におもうが、それが珍重されるのもなんだか休まる。と思いきや、一斉に咲いてすぐ散ってしまう儚さも兼ね備えている。

ひとの命に似ているなと思いながら、やりたいことのできる時間を大事にしよーなどとゆるゆる思うのであった。

読んでくださり、ありがとうございます。たまにはこういう文章もいいなと思うわけです。

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