390:ワーケーションの可能性


フィンランドグラスを見に岐阜に行ったのは、だいぶひさしぶりの「弾丸旅」だった。働くようになってからは高速バスも使わず、1泊2日で終えるような旅程組みもしてこなかったのだが、今回に関しては祝日かつ連休に重なっていた(要するに世間の人流と重なって混雑する)ことや、他に見たい場所があまりにも離れていたことがあり、本当に「目的だけの旅」となった。

今回は業後、高速バスで名古屋へ。高校、大学の頃より身体は屈強でないので、独立3列広めのシートだ。それでも久しぶりの高速バスはなかなか眠れず、早く目覚めてしまった。寒い日だったのでコートを頭から被せて眠ったが、息苦しい。アイマスクが必要だ。

到着後、そのままJRで多治見駅に向かい、「閑散としたタリーズコーヒーの光景なんて新鮮だな」と思いながら、作業をした。美術館の開館にあわせてコミュニティバスに乗り、展示を見て、名古屋に戻って駅構内のワーキングスペースで作業をし、新幹線で帰った。

これがひとつ、休暇をとった「しっかり旅行」となると物足りないが、ワーケーションの範疇であれば「働いてるけどなんだか展示は見られたし、集中できたな〜」と、なんだかお得な感覚になる。普段の在宅勤務と違って、気分転換を兼ねられるのは大きい。これはワーケーションに限らないが、しっかり気分転換ができると、後の仕事に集中しやすい。思えば、前回は12月の福岡でワーケーションをしてみたが、そのときも作業はたいへんはかどっていた。ときどき、こうして環境を変える、というのは効果的な気がするので、時々取り入れていこう。

読んでくださり、ありがとうございます。別に東京の中でもできてしまうので、ちっちゃいワーケーションのパターンを持っておいてもいいかもしれません。有名なおいしいお店に行ってみるとか。

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