◆ほんとうはものを捨てたくない話と、構わず捨てる話◆

ここ最近は景気良くものを捨ててるんですが、実はものが少ないことが絶対的な正義だと思っているわけではないのです。

 

じっさい、自分はすごくコレクター気質なので、まんがとかはすきなら全部買ってきれいに並べたいし、ゲームとかもシリーズ揃えて一列に並んでるとうっとりします(そういった意味でビッグタイトルのゲームって最高だと思っています)。

しかしながら、わたしは掃除をとにかく忘れる。せっかく綺麗に並べたってメンテナンスをしないとホコリをかぶる。そのくせホコリにはいらつく。ここではじめて、メンテナンスを怠らないほどがんばれる性格でないことがわかる。

思い返すと大学の教授の部屋って、細かい先生はしっかり本棚も並んでいてホコリもあんまりない。机の書類なんか勿論ためない。ぎゃくに、割とゆるい先生は本棚の隙間はめちゃくちゃだし、書類が縦に1m山積みだったり平気でしている。わたしは前者がすきだけど後者のタイプだ(さすがに書類は1mも積まないけれど)。わたしのいいなと思ってる美しいコレクションは、わたしがやろうとしている手入れで追い付くほど容易にはできあがらないのだ。

そうなるとメンテナンス能力不全を受け入れて、ものを捨てたり売ったりあげたりすることを選ぶ。その過程が今だ。自分のキャパシティを逸脱しているので、もうちょっと捨てたいな~と思っている。実際棚が減ったり、床にものを置かなくなると、掃除する気もそんなにそげないな。

とにかく、自分のキャパシティにあったコレクションを心がけてメンテナンスすることで、自分の部屋に嫌気がささなくなる、という発見が今更ながらちょっと画期的だったのだ。とはいえゲーム機まだ買うつもりなんだけど(PCエンジンほしい)そのときになったら考えよう。もっとマメなら理想のコレクションができたのだろうか。それとも新たな問題が発生していたのだろうか、ちょっと気になる。

 

話は逸れるが、ファッション系のものは集めるのもすきじゃない(見る人が見れば恥ずかしい話かとは思われるのだが、わたしは持っている服の数よりゲームの数のほうがふつうに多い)し、あんまり頓着しないのでけっこう簡単に捨てる。いらない即ゴミ箱って感じだ。ハイブランドじゃないと売る価値もないと思ってるし。服って一回着てしまえば価値が1/10以下になるようなものだと思っている。ゲームやまんがだと一回読んで、もしくは遊んで1/10の値段になることは駄作でない限りほとんどないので、結構服に関しては稀有な現象が起きてるいると感じる。身に付けるものだからだろうか。

 

さいごに。

些細でもなるたけ記録に残すくせをつけたい。忘れるから。とにかくわたしはなんでも忘れてしまうので、なるたけ把握できる数しか物を持ったり、約束をしたりしたくないし、さらに言えばできるだけ所持物なんかも記録したほうがいいと思っている。忘れるからね。

はるか昔、気に入っていた本に挟んでいたお札を見つけた夜。

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