余暇

◆宅配野菜のすゝめ

近くの農家と契約して、隔週で野菜を配達してもらっている。直接お会いしたことはないのだがたいへんに親切にしてくださり、旅行に行くから配達日をずらしてほしいとか、家をあける期間が多いので一回スキップしたいとか、来客があるので追加にもう一回ほしい...
エッセイ

◆唯一のポイントカード

なくす・忘れる等カードの管理ができないので、ポイントカードはできるだけ持たないようにしている。「今はアプリがあるよ。」と言われるが、アイコンがホーム画面を圧迫することに得も言われぬ不快感があり、気が進まない。わたしのホーム画面を見る人はたい...
エッセイ

◆被害妄想の妄想

水曜の夕方ごろから、特定の人間に対する被害妄想が出ている。被害妄想というのは妄想でありながらなかなかのパワーを持っているようで、心中がざわつき、ざわつきを処理しきれずに叫びたい衝動にも駆られる。もちろん内容が内容なので不安が募り、そのひとへ...
エッセイ

◆ポップンミュージックのこと

アーケード用音楽ゲームである「ポップンミュージック」が今日でめでたく20周年を迎えた。ひとつのゲームがシリーズを継続させたまま20年続くというのは制作スタッフや予算等のパワーとファンの熱量の両輪あってこそで、なかなか為しえないことだと思う。...
エッセイ

◆雨と走る

自転車通勤もだいぶ波に乗ってきて、楽しくやっている。先週は職場のひとに「いつ車に飛ばされるかわからないから、来年ここにいるか断言できないんです。」と言ったら「(別に交通量がべらぼうに多い土地でもないのに)ネガティブすぎますよ!ここに来るとき...
エッセイ

◆都会の人はよく歩く

「都会の人はよく歩くからね。」 友人にそう言われたことがある。田舎の人のほうがたくさん歩きそうなイメージがあったので正直ぴんとこなかったのだが、とりとめもない会話のワンシーンだったのでそれ以上深めることはせず「そうなんですか~。」と適当に流...
エッセイ

◆地続きの旅

旅の動機につづき、旅シリーズ。今回は知り合いの展示とそれに伴うイベントのため、宮城へ。田園風景の続く山の顔と港を抱える海の顔があり、走っていてなんだか気持ちがいいところだ。街灯も少なく夜空がきれいなのもよい。今回は復興途上の町・女川の現状も...
エッセイ

◆新聞紙の夢

きのうまでしていた旅のことを書こうと思って寝たのだが、けさ見た夢があまりにへんだったので記録しておく。わたしはどんなにへんな夢を見ていても夢の中で「夢だ」と気づけないタイプなので、起きるその瞬間までほんとうのことだと思いこんで夢の中の行為に...
エッセイ

◆自転車乗りの悩み

自転車通勤をはじめて1ヶ月が経った。なんだかこの9月は例年より雨が多いような気がするけれど、電車に乗るつらさを思うと雨に濡れた方がよっぽどましだという思いから、今のところずっと自転車で出発している。夏から秋に変わって空がだいぶ高くなり、じめ...
エッセイ

◆さよならのタイミング

「そろそろ行こうか。」 伏せた伝票を持ち、会計に立つ。こちらが「お金を、」と言う間も与えず、出口に着くころには「今日はいいよ。」などと言って、いっしょに店を出ていく。 自然とこれができるひとは、たいへんかっこいい。年も年なので「今日はいいよ...
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