おそらく世代的にはピンポイントのはずが、ふしぎとあんまり触れてこなかった。電子の歌姫、そう、ボーカロイドである。触れてこなかったことに決定的な理由はない。しいていうならば機械特有のキィンとした高音が苦手かもしれないのと、ニコニコ動画全盛期の時期にボーカロイドを知ったので、ファンの雰囲気についていけなかったこともあるかもしれない。匿名のコメント機能というのはときに過激なことばが飛び交い、刺激がつよい。

さて、オンゲキはセガのゲームなので、ボーカロイドの曲がよく入る。あまりなじみがないものだから、なんとなく避けて遊んでいなかった。先日オンゲキが新作にアップデートされ、レートの計算式が変わった。今までは区別のなかった曲たちが新作枠と旧作枠に分かれ、それぞれのレートを足して総合レートが算出される仕様となった。新作の開始時点では新曲をやっていないわけだから、なんぴともレートが下がる。わたしは10くらいまで落ちたので、まず前作で達成した虹レート(15.00以上)へ戻すに作業が生じる。ここに壁があった。なにをかくそう、新作になってまだ1ヶ月、曲数が少ない。とても選り好みできる状態ではない。あきらかに苦手なタイプの曲を避けると、ボーカロイドの曲をやらざるを得ない。ためしに、レベルの高いのをいくつかやってみる。おしゃれなジャズ風味の曲だ。ハネリズムと12分のリズムが気持ちいい。思ったほど、ボーカロイドの声も邪魔をしない。お、案外ありじゃないか。譜面もおもしろかったので、連奏した。レートは14.99になった。ちょっと、足りない……。

そういうわけで、いとも簡単にいうか、あっさりボーカロイドになじめてしまったのであった。年をとるとひとは好みがずれないというが、好奇心と気の持ちような気がした。まだまだわたしの世界は広がる余地がありそうだ。まずは曲名を覚えるところから始めようと思う。ジャズみたいなやつと、闇っぽいやつの……。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。他の曲もやってみようとおもいます。