きょうは『闇金ウシジマくん』最終巻と作者の短編集『アガペー』の発売日だ。本来木曜日は出勤の日だが、今日は有給休暇を取ってある。

じつは連載が終了した3/5時点で、5/30の有給を申請しようとしていた。しかしわたしの職場では次年度の有給申請ができないようなので、職場の責任者に「5/30休み希望」と言伝し、職場のカレンダーにも「みかげ 休み希望」と入力しておいた。3月初旬に次年度の休み希望を入力している職員は、わたしの他にいなかった。

あまりにも早く申請を行ったために、新年度に入ってそうそう「お休み希望はこの日で大丈夫ですか?」と責任者に聞かれた。

「何があってもぜったいにこの休みは揺らがないです。」と今までになく毅然とした態度で伝え、新年度ぶんの有給申請書を記入し、カレンダーの「休み希望」を「休み」に書き換えた。ここまで周到に休みを取ることは今までなかった。

『闇金ウシジマくん』を知って早8年、15年の連載期間の約半分。たったの半分という方もあるかもしれないし、半分以上も!という方もあるかもしれない。いずれにしても「ウシジマくん」に出会ったことでわたしの価値観、人付き合い、人生全体は、ゆっくりと確実に転回していった。後悔は一切ない。むしろ、最近はいい波がきている。作品そのものを愉しむだけでなく、自分の人生まで愉しい方向へ持っていってくれた。こんな作品は、今までになかった。

そんな作品がピリオドを打つ日に、どうして休まずにいられるだろうか?実際最終話がスピリッツ本誌に掲載された日はうっかり休みを申請し忘れてしまい、ひどく後悔したものだった。それもあってずっと、今日のことを考えていた。ようやくこの日がきたのだ。どう過ごすかはもう決めてある。

『闇金ウシジマくん』を一巻から最終巻まで読む。

15年という時間が紡いできた世界のなかに飛び込み、泳ぎ続ける。それぞれの時代を味わい、ときに深く染み入り、そして考える。

たかがそれだけ、されどそれだけ。今日はウシジマ休暇。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。あしたは定休なので読みきれなかったらあしたに回します。もしそうするなら、アトリエは休む。それくらい、何というかこう、大切な日なのです。