本を年末くらいからゆっくりと読み進めている。自分のための時間なので、ゆっくりも急ぐもないのだが、前に書いたX離れの話の文脈を借りれば、「オフる」時間のさいたるものだ。
中でも『庭の話』と『息吹』は先が気になってしまい、本当は別のことをする予定だったのだがだいぶ集中して読み進めてしまった。とくに『庭の話』は2日間でドバーッと読んでしまった。どちらも非常におもしろく、日頃なんとなく違和感を感じていることや気になっていることに対するひとつの視点・価値観が、豊かな言葉で流し込まれた気がする。
小さい頃より「楽しい!」と思うとなりふりかまわず走ってしまうタイプと自負してはいるが、しごとをするようになって、「楽しい!」と思っても走る元気がないときも増えてきた。そんな中でも、ルーティンにしなくとも、走れるものがあることがうれしかった。「本を読む」というシンプルな行為で自分が走れるとは思っていなかった。
読んでいる中で、日常の中であまり立ち止まって考えられないことにも目が向き、今の過ごし方でいいのかなーと思うようになった。そういった影響もあって、日々のしごと中心の思想から抜け出る時間を持っておくため、書くのを再開しているところもある。
読んでくださり、ありがとうございます。読書は赤っぽい光のほうが落ち着くし集中できるので、次に引っ越したら取り入れたいですね(いつになるやら)。
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