◆音ゲーの進捗ほか【24年4月】

概要

決意あらたにルーティンの素地をつくりたし。

音ゲー

iidxDP

あわせて3日遊べるようにスケジューリングしたものの、しごとがのびのびであんまりうまくいかなかった。モチベーション的には展示を見にいく方が高いので、土日を基本とした週2日でもいいのかもしれない。早朝ルーティンもよさそうなので、引き続き自分のパフォーマンスや混雑ぐあいをみながら様子をみる。

DDR

週1ペースでSP10-13ちょこちょこ。だいぶスコアの安定感がでてきた。上に挑戦するのは頻繁ではなかったのだが、いちおう埋めたぞ!という12もスコアがぐんと伸びて、910k程度だった平均スコアが月末には928kまで伸びた。この調子で950kを目指したい。

その他

展示

「アブソリュート・チェア」(埼玉県立美術館)
北浦和にある、椅子のコレクションを特徴とした美術館。まあまあ人がおり賑わっていた。日本橋高島屋でみた椅子や、倉俣史郎の展示でみた椅子と再開して感極まる。展示でこういうことはなかなかないので新鮮だった。公立の美術館は比較的無難なアプローチをしていることがおおい印象なのだが、ここや兵庫県立はキュレーター由来なのか、そもそも美術館のカラーなのか、ちょっとユニークな感じがした。北浦和という街はのどかで、なんだか暮らしよさそうな雰囲気を放っていた。店はあんまりない。

ブランクーシ 本質を象る(アーティゾン美術館)
佇まいからしてだいすきな美術館。2月に「マリー・ローランサン」の展示ぶりで、ブランクーシは見たことがなかったのだが、案内の時点で絶対行こうと思っていた。
そのもののかたちを究極までシンプルに研ぎ澄まし、そのものの本質を見出すというアプローチがすきで、抽象画がすきなのもそういったところからきているのかな、と思うのだが、まさにそういった感じだった。たまたま、今年は彫刻や立体系の作品展を見にいくことが多いのだが、そのなかでも一番よかったかもしれない。会期が7月までなので、もう一度行けそうなら見にいくかも。

以下、関西旅行の展示たち

  • 「古代メキシコ展 マヤ、アステカ、ティオティワカン」(国立国際美術館)
    昨年秋、九州国立博物館まで見に行ったものをリピート。かわらずすばらしかった。南アメリカ大陸の文化は文字に起こされるまえに近代スペインにとことん蹂躙される経緯もあり、謎が謎のままなのもロマンを感じるひとつかもしれない。わたしは人の顔の皮膚をマスクにしている作品に前回、インパクトを受けたのだが、先方の命の考え方からすると、それもひとつのありかただったのだろうな。
    あと、こちらは展示じたいの感想ではないのだが、九州国立博物館と、パンフレットの文字の置き方や採用しているフォントが異なり、それぞれでデザインされているんだなーという気づき。ふつう、同じ展示を2つ行くことはないからね。
  • 「伝統工芸×ポケモン」(佐川美術館)
    これのために今回の旅路を組んだといっても過言ではない。工芸や立体の展示をここ数年で見ることが増えたのと、ポケモンもだいすきなので大満足の内容だった。日本各所に加え、ロサンゼルスも巡回するようなのでどちらかに興味があるだけでも楽しめると思う。
    また、三井記念美術館で行われていた「超絶技巧!」に出展されていた作者さんのものもちらほらあり、ポケモンに昇華するだけでもだいぶカジュアルで見やすくなるものなんだなと感じた。
  • 漢検ミュージアム
    京都じたいが10 年ぶりだったので祇園の人の増え方におどろく。ミュージアムはそれに比べると控えめで、ゆっくりと見られた。もともと日本には文字で残す文化がなかったということで、だから邪馬台国なんかは謎が多いのかなというところなのだが、そういえばアフリカも口承の歴史で、外からの文化の流入で文字に残すようになったというので、まったく遠いところのことではあるのだが、なんだか親近感。いつか読んだ、室町時代とソマリアの本を思い出した。あれもまた読みたい。
    漢字の話を全然してないな。漢検準一級を高校のときに勉強しようと思って途中でやめてしまったので、またやってもいいなーと思った。去年は半年かけて行政書士だったので、韓国語とどっちかを今年はやろうかな。

読書

『崩れゆく絆』チヌア・アチェべ
はじめてアフリカ文学を読んだ。最初はとにかく固有名詞や風土が頭に入ってこなかったが、しらない文化圏のひとたちの話がユニークで、ページがぐっとすすんだ。中盤あたりで、外界からの他者がやってくる気配をみせて、徐々に不穏になっていった。最近はたまたま、タリバンと西欧諸国や、映画『ミッドサマー』など、ある文化圏の中に異文化の人間が入っていくという話に出会うことが多く、打ち解けていくことの難しさを反芻して考えさせられた月だった。日本にいるとまったくの異文化に出会うということに乏しく、実感をもちづらいトピックなのだが、関心のある分野なので、引き続き海外文学でそういったものがあれば、国をとわず飛び込んでいきたいと思う。アチェべの邦訳は本作しかまだ、出ていなさそうなので、続編が出たらまた読みたい。

『全世界史 上巻』出口治明
以前読んだ世界史の本を再読中。歴史、楽しい。『山川世界史』の英語版を読み始めたことも影響しており、概観しなおすのが目標。Kindleで読んでいるのだが、以前つけたマーカーがわけのわからないところについており、当時の価値観がうかがい知れる。まだ途中なので来月もゆっくり読み進めたい。

映画

先月からちょこちょこ観ているが、映画は異世界ジャンプするのにとても手軽だ。しごとがきつくても、映画の世界に没入できる。

『ヘレディタリー/継承』
王道ホラーっぽい感じだが、ところどころに今後の伏線や家族の崩壊を感じさせる描写がひやりとする。家族の娘であるチャーリーのチックやてんかんなんかはすごくシンボリックだなぁ。

『ボーはおそれている』
おなじくアリ・アスター監督の最新作。すべりこみで観に行けてよかった。難解で公式の考察ページや有志の考察ブログなどを読んだが……だいじなのはこの作品が「だれの視点から撮られているんだろう」というところに尽きるのかな、と感じた。そして3作品の中で最もぶきみだなと感じた。「母」を主たるテーマとして扱っているからなのか、なんだか精神的にえぐられる。

翌月

5月は遠出の予定が少ないのと、4月は前半多忙、後半風邪で平日の夕方を有効に使うどころではなかったので、平日も含めた余暇時間の過ごし方を追求したい。GWには中期スパンの勉強計画を立てたい。長期が英語とすると、韓国語か漢字かなという感覚ではいる。去年、行政書士試験を受けようと思ったのもその頃だったような気がする。

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