◆「無理をしない」~わたしの場合~ 

 前回の「無理しないでね」ってあいまいだよね、という話から、自分におきかえて考えてみることにした。

 わたしはとにかくやりたいことを詰め込んで詰め込んで、詰め込みすぎて疲れてオーバーヒートして、非常ブレーキによって停止する、というパターンを繰り返している。記事を書いて1年、改善している実感は全くないのだが、自分の不調に至るまでのパターン(型)を知るというのは、大事なことだと思う。現に12月の半ばはちょっと、あやしかった。今はバイトに慣れたこともあり、すっかりげんきだ。
 上ではざっくり「疲れ」と書いているが、今回「無理」になると起きてくる現象を心技体の3つに分けて具体的に書き出してみた。心技体というのはようするに「感情・行動・体調」である。「無理をしたときの自分」について具体的に知っておく、というわけだ。心技体と銘打ったのは、なんだかかっこいいからだ。たいした意味がなくても、パッケージがかっこいいゲームをやりたくなるのと同じである。それぞれにかっこいいと思う分け方をしたほうがとっつきやすい。
 というわけで、さっそく書き出してみた。はじめはノートに書いたのだが、水をこぼして読めなくなってしまった。青い○を付した部分は「無理」になってすぐ出てくることが多い現象を指す。

 Evernoteのペンの感度の悪さにびっくりしたが、ここではまぁ、いいだろう。
 実際頭の中で思っていることを書き出してみると、すっきりするし妙に安心もする。今後は「無理してるかな?」と思ったときにこれをあたれば判断できる。自分で軸を作っておくと行動の可否もわかりやすい。最終的には「無理」になってしまうようなスケジューリングをしなくなれば理想的だ。

 さいごに少しだけ対人支援のことにもどると、「無理しないでね」だけで終わるのではなく、このプロセスを踏んでもらうといいのかな、というところにおちつく。自分でできる人は自分でやってもらえばいいし、自分ひとりで混乱しそうな人ならば一緒にやってみればいい。
 やればやるほど、支援は現象をことばにおきかえるしごとだと思う。そういった意味でも多くのことばを吸収し、還元していけたらと思う。

 読んでくださり、ありがとうございます。この記事を書くにあたっていくつか昔の記事をあたったのですが「そうだ、こうしたらいいんだな」と改めて気づいたり「あのときはこんなことを考えいてたのか」と他人事のようにほっこりしたりしていました。書き残すことは過去の自分の相対化ですね。よくもわるくも人は変わりますから、これからもオンオフ問わず書き続けたいと思います。

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