◆失敗をあつめる

 風邪やら足の痛みやら心の余裕やらバイトやらでWGCに行かなくなって久しいが、それでも店長のnoteは更新のたびに目を通している。ゲームをしていなくても、読みものとしておもしろいのだ。
 なかでも12/22の記事がおもしろかったので、ちょっと紹介したい。

 私は1年でワースト3で失敗したことを思い返し、失敗したことを細かく把握するために書き出します。1年の失敗を振り返るとわかるのですが、私は書き出していくと、不思議と悲しみというよりは懐かしい気分になります。
 失敗した事ほど役に立ちます。
 失敗をするということは新しい事にチャレンジしているという事です。私は取り戻せる失敗が多いほど素晴らしい事だと思います。

2019/12/22 1年の〆 より(一部抜粋)

 今年の夏に「失敗に笑う」という記事を書いた。WGCに通い始めたころ、店長の話す「失敗」に感銘を受けたときの話だ。ここで大きくわたしの失敗観(というのかな)は刷新され、だいぶ生きやすくなった。

 さっそく店長にならい、今年の失敗について書き出してみた。失敗を思い返すのは失敗ビギナーにとってはなかなかつらい。「あぁ……」と苦い気持ちにさせられることもある。とくに仕事に関わることは、対人支援の仕事をしていることもあって、思わぬことばを丸腰で受けてしまうときもあり、思い出すだけでしんどくなるものもある。その反面、それぞれの物語を共に紐解き、望むかたちへと紡ぎなおしていく過程に惹かれるのも事実だ(とはいえ、うまくいくことはほんとうにすくない)。考えてみれば、対人支援のしごとは失敗ありきである。うまくいったことの分析も大事だが、それ以上にうまくいかなかったケースを分析することの方が大事だ。
 他者とは、いうなれば自分と異なるバックグラウンドで生きてきた宇宙人である。宇宙人を相手に、成功続きなどありえない。もし「失敗したことがない」と自称する支援者がいるとするならば、会ったことはないけれど……おそらくそうとうあやしい輩だ。

 しごく個人的なことも含まれるので詳細は書かないが、きちんと時間をとって分析できたと思う。今後も定期的にアーカイブ化し、うまく活用していけるといいのかな。それにしても、失敗をふりかえるにあたって過去の記事やノートに書き留めた日記がだいぶ役に立った。 書く余裕のあるうちに、たくさん書いておきたい。

 さいごに……失敗のついでに、うまくいったことも書き出してみた。こちらは筆がすすむし気分もいい。筋トレからの体重減少や筋肉量増強、料理の迅速化とクオリティの安定のふたつが大きなところだろうか。創作は残念。またがんばりましょう。

 読んでくださり、ありがとうございます。「くだらないな」と思ったことが案外ふりかえるとキーポイントになっていて、わからないものです。
 今年は更新頻度がむちゃむちゃでしたが、きてくれたみなさまに感謝します。残り少なくなってまいりましたが、よいお年をお迎えください。そして、2020年もよろしくお願いいたします。

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