◆kindle解雇の危機!?強力なライバル登場

今月の頭、機種変更をした。ディスプレイは5.1インチから6インチに拡大、そのうえ重量もいささか軽くなった。今回の機種はブルーライトカット機能(iPhoneでいうところのNight Shiftモード)がついており、目の疲れも軽減されている……のかしら?わたしはブルーライトカット特有のあの黄色と、現代的で色鮮やかなるスマートフォンの画面が黄色のかったモノクロで表示されているようすに風情を感じるので、使う必要のないときでも割とひんぱんに利用している。

このブルーライトカット機能が最も活躍するのが、読書のときである。まんがも本も、紙媒体のもつ紙の色と液晶の放つ白色では雲泥の差がある。それを埋めてくれるのがブルーライトカット機能というわけだ。さすがに全く同じ色というわけにはいかないが、びかびかと品なく光る蛍光灯のような白色で読むのより、はるかに落ち着いて読むことができる。わたしは本もまんがも電子書籍を利用しているので早速試してみたところ、 いくつかの利点が見つかった。ブルーライトカットの関係ない利点としては、わたしは片手読書をしないので、やや大ぶりな端末の大きさが両手で持つのにちょうどよかった。また ディスプレイがおよそ1インチ拡大したおかげで、前よりそうとう読みやすくなった。ブルーライトカットによる効果は疲れの低減に加え、さらに「闇金ウシジマくん」などは雑誌掲載時のボソボソとした紙の色を彷彿とさせる色合いが、リアルタイムで連載を追っていたときのことを思い出させてくれた。どきどきしてしまった。本のほうも1頁あたりの文量がちょうどよく、読みやすかった。また、kindleストアの使い勝手はCPUの関係上スマートフォンのほうが速やかでストレスが少ない。

はじめはスマートフォン読書でよく言及される「スマートフォンはなまじいろいろできるぶん、読書をしていても他のことをしてしまう」という欠点を懸念していたのだが、LINEもやっていなければほとんどのアプリケーションでプッシュ通知を切っているわたしにはあまり関係がなく、ひとたび読み始めると夢中になってしまう性質はここでも健在なので、杞憂であった。

そこで窮地に立たされるのが、この1年強利用してきたkindle paperwhiteである。モサモサとした使用感とふたつのデバイスを持たねばいけないという欠点に対し、新機種に勝るのは7インチという画面の大きさと電池持ちのよさの二点である。その二点を取ってまでkindleを手元に残しておくかどうか、よく考える必要がある。

読んでくださり、ありがとうございます。アニメのタイトルのような題名をめざしました。そして、もしkindleがいらないということになればどなたかにお譲りしますので、別途募集いたしますね。

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