なんとなく、展示ベースでこの数年は旅をしてきたが、なんとなーく、行く土地そのものや展示される人・テーマの歴史を知りたいなーと思うようになってきた。車を使えないという個人的な事情があって旅行に留まるのだが、本当に関心をもってすきになったところは、しばらくいてみるとか、してみてもいいのかもしれないなと思う。今ではひとまず東京にいてみて、旅をして気に入ったところや、きちんと関わりたいと思った街があれば、二拠点のようにかかわって、最終的に心を決めたらすんでみる、という3ステップもありなのかな、と思っている。まぁ、その間に町が消えてしまうこともありえる時代にさしかかっているわけであるが……。
しごとについても、何回かに分けて書いているので今更くわしく書かないが、「ここじゃない!」と思ったタイミングがあった。ただ、今、冷静に振り返ると、これまで書いてきたものの他に、お金を目的にして働く階層が終わる感じがある。逆に、前々職を辞めた大きなところとしては、金銭的な用が大きいところであった。まぁ、潔く捨てていけるほど豊かなわけではないのだが、「わあ、すぐお金ないとやばい!」という状態から「お金のためにこんなにがんばらなくていいかもしれない」へとシフトしている。あとはこれまでの話を読まれたい。
のぼっているのかおりているのかはちょっと判然としないが、いつも同じところを歩き続ける難しさを感じる。興味関心の幅は狭いわりに目移りしやすいので、時に「こっちじゃなかった!」という局面もあるが、そこもふくめて人生のステージが切り替わってるんだろうな、ゲームでも幕間みたいなのあるしな、ということで、あと何回くらいこの刻みがおこってきて、どう変わったり、ひろがったり、逆にせばまったりしていくんだろうなぁと、他人事のように思っている。
読んでくださり、ありがとうございます。たぶん大きなものはあと1,2回くらいなんじゃないかな〜とは思うのですが、「そうじゃない選択肢」も見下げないようにしたいものです。

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