エッセイ

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◆第三の原動力

以前に「おもしろい」と「かっこいい」が行動の決め手になっている、という話を書いた。それに加えてもうひとつ原動力がみつかったので記しておこう。 知識欲だ。 「そのものが何であるか」「なぜそうなのか」ということを、知りたいきもちが...
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◆漢字の温度

旅行で、とくに飛行機を降りたあと「ようこそ、〇〇(地名)へ!」という看板が到着ゲートにくっついている。最近は各国の言語でこれが書かれているが、なかでも目を引くのは「熱烈歓迎」である。 これはわたしが日本人で、漢字になじみがあるのも関...
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◆時代を映す鏡

いつもと同じように、家に帰る道を歩いていた。ひとつだけちがったのは、時間が早かったことだ。16時ごろ。この季節なら、まだ日は高い。 小学生とおぼしき少年少女が4人、戸建ての前のスペースで遊んでいた。バスケットボールを持つ少年、チョー...
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◆灼熱地獄の入り口

暑い。梅雨を目前にしてこんな暑さがくるとは思いもしなかった。きのうの昼下がりなど、蜃気楼がみえそうだった。今日もきのうと同じくらい暑いという。かんべんしてくれ、まだ5月だぜ? もともと暑さに弱く、汗もひと一倍かく。気になって嗅いでみ...
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◆美容院の間隔感覚

美容院。行かなくていいのなら、できるかぎり間をあけたい場所である。頭をいじられるふしぎな感覚、余暇時間のはずが会話をがんばらないといけない苦行の時間、さらに金銭を支払って、ようやく理想の髪型がうまれる。こう書いてみると、わたしにとっては結...
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◆かばん問題

今、通勤と余暇を兼ねるリュックと、アトリエ用のかばんのふたつを持っている。これは、あまり気がすすまないまま続けてしまっていることのひとつだ。 小学生のとき、きちんと時間割を見てランドセルの中身をそろえているにもかかわらず、忘れものを...
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◆ぼうしとわたし

顔の造形はあきれるほど残念だが、あたまの形はとびきりきれいだという。頭蓋骨をきれいに組成してくれた両親の遺伝子にはあたまが上がらない。 小さい頃から「ぼうしが似合うね」と言われてきた。おとなになってからもぼうしをかぶっているひとを見...
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◆悪癖Ⅱ

『悪癖』というエッセイで、水を飲むのもトイレにいくのもがまんしてしまうということを書いた。最近、それに似たあらたな「悪癖」を見つけてしまった。 眠りである。 眠りをがまんするのはつまらない授業とくだらない会議くらいだとお思いに...
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◆イノセント・マッスル

筋トレ生活もことしで3年くらいになる。減量目的のコアトレーニングから始まり、負荷をかけて鍛えていくNHKの「筋肉体操②」までたどり着いた。非常にゆるく続けているために年数に対して成果はすくないけれど、それでもおなかがぽこんと出ない、肋骨が...
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◆何ユエ汝ハ彼ヲ愛ス?

「『闇金ウシジマくん』がすきです。」というと「あ~……あれね。」という反応をされる。ここで相手がわたしの値踏みを済ませるのか「どういうところがすきなの?」「なんですきなの?」と聞かれることはない。 こんなことなので、わたしは長らくウ...
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