エッセイ

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◆点と点をつなぐ(2)

きのうのつづきなので、きのうのものから読むことをおすすめいたします。 一見関係なさそうなものごとをつなげることを「点と点をつなぐ」と言った。これを自分の生活に置き換えてみたとき、仕事と思考と読書と文章はきちんと一本の線としてつながっている感...
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◆闇風呂のすすめ

入浴するとき、脱衣所の電気をつけたままにしている。代わりに浴室の電気はつけない。 これを始めたのはわたしの怠惰さからだ。 想像していただきたい。まず脱衣所の電気をつけ、服を脱ぐ。浴室の電気をつけて脱衣所の電気を消し、入浴する。そして風呂から...
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◆文章も筋トレ

もう何度書いたかわからないけれど、自分の文章がきらいだ。エッセイもそうだが、特にフィクションで痛感する。頭の中にある「書きたいもの」を、どうもじょうずに取り出すことができない。ことばが万能でないことは承知しているけれど、それにしたってもう少...
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◆よくばらない。そのために、

最近、やりたいことが増えてきた。エッセイ書きに小説書き、ゲーム、動画づくり(とそのためのおもしろい動画観賞)、料理、韓国語、映画……さすがに1日ですべてをおさめるのはむずかしくなってきた。 ここで「その日その日で適当にやってい」けないのがわ...
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◆質的リコメンドの尊さ

不慣れなところに出かけることになり、若かりし頃、そこに住んでいたひとにおすすめの食事を聞いた。返ってきた文面には、Google検索のリンクが貼ってあった。 その場にそうとうゆかりのある人なので、いくぶんは土着の知識や思い出が戻ってくると思っ...
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◆笑顔の咲く場所

わたしは顔に出る表情と心の中で抱く感情がちぐはぐなことが多い。小さい頃から親に「あんたは顔に出ないもんねえ」と言われつづけ、学校でも「何を考えているのかよくわからない」と言われ、今では友人とブラフ系のボードゲームをしていると「きみとやるのは...
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◆グルテンの魅惑、その未来

疲れているとしぜんと間食をしてしまって、内訳はだいたいパンだ。どこにでも売っていて安い。 ふだんわたしはパンを食べない。理由は単純で、あんまりすきではないのだ。それでもパンを手にとって一瞬でむさぼってしまうのには、小麦をふんだんに使った食べ...
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◆鼓動

去年末、周りの音を遮るためにイヤホンを買った。せいぜい地元にいるときは図書館の音が気になるときと、音ゲーをあそぶときくらいしか日の目を見なかったのだが、ひさびさに音を遮りたいタイミングがあってイヤホンをつけた。 通勤ラッシュの駅である。先週...
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◆「はい」と「いいえ」の応酬

ひとつ、むかつくことがある。むかつくということばを使うほどではないのかもしれないけれど、ぱっと浮かんだのがむかつくだったので、許していただきたい。 だいぶ前から気になっているのだが、ウェブサイトによって「はい」と「いいえ」の場所が入れ替わっ...
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◆万年筆のこと

ふだんづかいの手帳の買い替えを検討しているうちに、万年筆もほしくなってきた。万年筆生活もそろそろ2年半をむかえる。筆記時の軽さや文字の風情、最近ではメンテナンスの手間すらいとおしくなってきている。 今はドイツのLAMY社のものを使っているの...
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