エッセイ

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◆連休のような連休じゃない連休(1)

この夏だけの4連休がおわった。オリンピックの延期により、来年もこういうふうになるかもしれないけれど、ひとまず今年のぶんはおわった。 わたしは世間の流れとはすっかり逆行し、この4日間はただの勤務日(と休み)だった。しかしながら、妙に充実した時...
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◆雪解け

数日前にふと気づいたことがあって、どうしてもそのことについて書きたい。それは、転職をして最も変化したのはわたしの心だった、ということだ。 わたしは16歳ごろと21歳ごろ、恋愛における強い傷つき体験があり、それ以降、むざむざ傷つくまいとじぶん...
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◆わたしが書く理由

今年の2月以降、朝起きられなくなり、書く時間をとれずにいた。転居して朝起きられるようになっても、書けない日々が続いた。何かを書きたいという思いだけが空回る。ときどき、何かを書けたときには「また書けるようになるかしら」とあてもなく思いもしたが...
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◆べつの世界をとりもどす

緊急事態宣言にもとづく自粛が解除となり2ヶ月弱、ここ最近はゆったりと買い物をしてみたり、友人に会ったりすることも増えてきた。これまで当然だったはずの休日が、妙に新鮮で刺激的だ。 よく考えれば、4月からの2,3ヶ月間は職場を往復する平日、自宅...
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◆こころの故郷

今回のコロナを受け、アトリエも5月の半ばまで休止となった。それ以降のことは、社会情勢を見ながら決めていくのだろう。しかたないとは思いつつも、休止になることが決まった1ヶ月前、多くのメンバーが集まった。50年間アトリエを主宰する先生も「これま...
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◆ちかごろのこと

1月半ぶりに朝おきてパソコンをひらいた。立春から1月経つが、5時半はまだうすぐらい。けれども電気をつけるのはいやで、目に悪いとわかっていながらうすぐらのまま書いている。 ここにいない間に何をしていたかというと、不安でいっぱいだった。生活とし...
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◆ひとの多面性

先月の話になってしまうが、25日、映画『テッド・バンディ』を見た。連続殺人鬼をあらわす「シリアルキラー」の語源になった男で、甘いマスクと明晰な頭脳が多くの女性を惹きつけたというのは、有名な話だ。長年の恋人であったエリザベスの証言を元に、恋人...
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◆夢とさかなとビニール

ほぼ毎日夢を見るのだけど、だいたい2回に1回の割合でこわい夢を見る。内容は追いかけられたり、ともだちが殺されそうになったり、奇妙なシチュエーション下で理解できないことが起こったりと、いろいろである。 怖いことが迫ったときは言わなければいけな...
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◆失敗をあつめる

風邪やら足の痛みやら心の余裕やらバイトやらでWGCに行かなくなって久しいが、それでも店長のnoteは更新のたびに目を通している。ゲームをしていなくても、読みものとしておもしろいのだ。 なかでも12/22の記事がおもしろかったので、ちょっと紹...
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◆つくるは心の元気

バイトを入れてから疲れがたまってしまい、なかなか朝に起きられなくなった。体力に自信があるわけでもない輩が週6(ときに7)勤務をすれば当然の帰結である。 わたしはここでエッセイを書きはじめて以降、朝に書くと決めているので、朝起きられなければと...