むかしから、おつきあいは「3」のつくときが要だといわれる。なぜそうなのか、誰が言いはじめたのかは知らないが、たしかにわたしはいま、倦んでいる。そう、Xperiaに。

2014年の発売当時から「名器」と称賛されたXperia Z3compactに惚れこみ、本体がだめになっても当時の新機種ではなく、白ロムを買うほどの愛を注いだ。しかし3年も経てば、さすがにZ3compactの通信速度が気になりはじめる。数年でめざましく進化してしまうのがガジェットの世界で、こればかりはしかたない。あとは古い機種なので単純に流通している数が減り、時代がすすむにつれて値段がぐっと上がってしまったこともある。Z3compactは人気のある機種だったので、わたしのように何度も白ロムを替えて使うファンが多かったのかもしれない。

そして2018年初頭、ついに新たな機種に手を出した。2017年夏モデルのXperia XZsだ。compactシリーズはその大きさゆえに、画面に表示される情報量の少なさが気になっていて、ならばいっそ大きめのものにしてみようということで、これにした。大幅な割引があるのも、その割引による縛りが1年ちょっとなのも(ようするに「いやいや2年使わなくともよい」のが)決め手だった。

じっさい使ってみて、不満はない。しかしZ3compactほどの愛着はわかなかった。Xperiaはその代わり映えしないビジュアルがマンネリズムを呼ぶのだろうか、迎えて1年経ったころから、ちょっと退屈になってきた。

今年の夏モデルであるXZ2で丸みを帯びたデザインになったがどうもやぼったい。時代に逆行するかのような広々としたベゼルのせいだろうか?冬モデルのXZ3でようやくいまどきのビジュアルになった感があるが、ソシャゲもしなければSONY信者でもないわたしが、そこまでしてXperiaにこだわろうとは思わなかった。年末から時折イヤホンを使っているので、イヤホンジャックがしれっと撤去されたのも痛い。

そういうわけで、次の機種変更は別のメーカーのものにすることに決めた。手元にXZsは残しておいて、失敗したら戻ればいい。なにせXZsに不満はない。倦んでいるだけなのだ。

これをにんげんにたとえて考えると、なかなか業が深い。機械相手だからといってこれでいいのか、ちょっと気がかりである。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。ちかごろ韓国とご縁ができてきたので、スマホもからだも日本を飛び出すつもりです。からだの方はいつになるかわかりませんが……。