◆如月の物思い

2月がおわってしまう。じぶんの誕生月なこともあって、なんとなく愛着がある。2月のおわりは多くの場合、冬との訣別をあらわす。暦の上では春となり、月末には暦に追いつくようにして少しずつ春めく。今年はとくに早いようで、もう花粉が飛び始めていると皆マスクを装備している。

この時期は、いつもじぶんの人生を顧みている。去年の手帳を見てもそうだ。じぶんは何がしたいのか、どうしていくといいのか……。まぁ、このあたりのことはいつも考えているといえばそうなのだが、「いつもよりひんぱんに」考えている。

今年頭の中にあったのは「休みについて」だった。今は週に3日休みがある。ぐったりしていた時間はほとんどなく、近くの人と会ったり本を読んだりゲームをしたりと、やりたいことをして過ごしていた。

おもしろいしだいすきだけれど、最近は少し物足りなさをおぼえている。もっと何かしたいような、したくないような……。わたしにできることはそう多くないのだけれど、もっと何かを生産するとかおもしろくしたいとか、そういうきもちがつのっている。

未知のことがらは自分だけで答えが出ないので、既におもしろいことをやっている先人に話を聞いてみようかなぁと最近は思っている。あんまり自分から話をふらないので、ひとに話しかける練習にもなりそうだ。今はちょうど、職場でおもしろいことをやっていそうなひとがふたりいるので、合間を縫って聞き込んでみたい。

そもそも、今想定している「おもしろいこと」とはなんなのだろう?今わたしは「やりたくないこと」つまり「おもしろそうじゃないこと」を一切やらずに過ごしている。これは自分で選べているようなので「おもしろさ」についてはひとりで掘り下げられそうだ。きちんと掘り下げた上で話を聞けば、相乗効果が見込めそうだ。

たいくつしているわけではないが、もっとおもしろく過ごしたい。この議題はしばらく続きそうだ。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。2月の終わりはいつもさびしいです。

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