前回の外来で薬が増えてから、すこぶるよい睡眠をとることができるようになった。それでも6時間で目が覚めてしまうのは、もはやそういう体質なのだろうけれど、質がよければそれでじゅうぶんだ。

しかし、ひとつだけ困ったことがある。先日書いたような強制終了をしたときというのは、早く寝てしまうぶん一度目のめざめが早い。とうぜん4時から活動するわけにもいかないので(夕方に眠くなってしまうため)、うとうとしていると二度寝をしている。そのときに見る夢の内容が、日に日に悪くなってきているのだ。

まずは同居人が、親の訃報を受ける電話を取っていた夢。しかも、あまり深刻そうに電話を受けていない。これは彼岸の墓参りをした夜に見たので、これが影響しているのだろう。つぎに同僚と謎の空間で作業をしていて、途中でお手洗いに行くのだが、そのお手洗いが流すたびに逆流をくりかえし、とんでもないことになって自分だけ用を足せない夢。壁にあった貼り紙には「このトイレットペーパーの芯はプラスチックを再利用しています。」と書かれており、はじめはそのせいかと思ったが、ふつうトイレットペーパーの芯は流さない……よな。

なかでも印象的だったのは、年季の入った和箪笥のそうじ(家にそんなものはない)をしていたときに、防虫シートがめくれたところに虫の死骸があった夢だった。ふつう、たんすの中にいる虫といえば小型のものを想像するが、からっぽのたんすにいたのは白く変色し、固くなったかまきりとごきぶりのような生き物であった。ごきぶりはともかく、かまきりは自分の指をめいっぱい広げたほどの身丈があり、左手の鎌を失っている。胴を触ってみると非常に固く、削る前のかつおぶしのようだった。その大きさと感触に呆然としていると、同居人のアラームが鳴って目覚めた。

そんな夢ばかりなので、最近は二度寝をためらうようになってきている。しかし太陽に先んじて目が覚めたとき、ふとんにうずくまって過ごすのはひとつのぜいたくなのだ。ここで寝落ちなければいい話なのだけれど、気がつけば寝てしまっている。なんとかならないものか……。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。なんだかよくわかりませんけれど、虫の夢が多いです。虫はすきなのでつらくはないのですが、ふしぎなシチュエーションなので記憶によく残ります。