エッセイ

◆萌芽

小寒をへた今も、年中冬だったらいいのにと思ってしまう。ただそんな冬にもひとつだけ、こまったことがある。食欲が強くなるのだ。どうもほかの季節よりも空腹になりやすく、買い食いが爆発的に増える。暑さによわく、夏に食欲が猛烈に縮小することも手伝って...
エッセイ

◆すりぬける日

年があけてからしごとが増えた。以前から興味をもっていた内容なので臨戦態勢はとれている。吸収することが多くたいへん刺激的だった反面、ひどくつかれてしまった。その夜さっそく、睡眠薬を飲み忘れた。そうとう疲れているとき、意図せず脳が覚醒してしまう...
エッセイ

◆GAME IS LIFE

きのう、家事からゲーム的要素を見出したことを書いた。出勤してからしばらくして、あらゆるアクティビティがゲーム的要素を持っていることに気づく。わたしの余暇は主に音楽ゲーム、ポケモンGO、そして読書と物書きに充てられる。前ふたつはゲームなので飛...
エッセイ

◆LIFE IS GAME

生活がたのしい。とくに料理をはじめとする家事のぶぶんだ。無制限にあそんでしまうという理由から据え置きゲームをすべて手放したあと自室に残ったのは、本とパソコンと家事だ。家事だけはいつまでたってもおもしろさを見いだせず「やらなければ」「しかたな...
余暇

◆「へんしんの術」をおぼえたい

ことしは料理をより鍛錬したいということで、かねてから課題にしていた「へんしんの術」を会得したい。術とか鍛錬とかそういう語彙をつかうのは、忍者がだいすきだからです。ニンニン。「へんしんの術」といってもなんのことはない、一度つくったおかずをアレ...
エッセイ

◆冬のあたたかさ

冬がすきだ。もう何度も書いている。空気が澄んでいること、町がしずかなこと、鳩が他の季節はすくないような気がすること……いろいろあるが、今日書くのは「冬のあたたかさ」について。以前、ともだち数人と「夏のつめたさと冬のあたたかさはなんとなく質が...
エッセイ

◆今年のこと

平成最後の年末年始も終わってしまったので、今年のことをちゃんとかんがえることにした。9連休は見かけのわりにおそろしく早い。ぎゃくに9連勤してくださいと言われた日には、たぶん無言でやめてしまう。それくらいの差がある。それにしても「(元号)最後...
エッセイ

◆連休のおわり

おおきな年末年始の連休も今日でおしまいだ。きのう、おとといくらいから職場にかんする夢をみており、あきらかにねむりの質がおちている。このまま仕事始めに突入するのはあまりにもかなしいけれど、どうしようもない。さて、この9日間を過ごしてみてわかっ...
エッセイ

◆オウトヒメ

今日書く話は年末のことなのだが、晴れ晴れとした空気のなかで投下するにはあんまりな内容なので、あとにした。なお、タイトルから予測できるようにすがすがしい冬の朝とたいへん不釣り合いなので、ご承知願いたい。去る30日、忘年会に行ったときのことだっ...
エッセイ

◆アソビバの存在

きのうはなんの予定もない日だった。だらだらと起きて家事をすませたらたまっている本でも読もうか……そう思っていた矢先に、ともだちから連絡がきた。「今日うちでスマブラとかボドゲするけどこれたりする?」悩む間もなく行くことにきめた。こういったお誘...