著者のひとりである鈴木康支さんがたまたま研修の講師でいらっしゃり、幅広くお話をされていたのと、その回のテーマとはあまり関係ないのだが、こちらの本の話もしていて、買ってみた。
一般向けの本になるので専門職の知識としては物足りない部分もあるが、「死ぬ前にやっておくこと」を概観するのにはわかりやすく、事が起きそう・起きてから慌てて取り組むと詰まりやすいポイントも遠慮なく書かれているのがよかった。入門書として。デジタル系の手続きをどうしていくかは今後の高齢者世代では大きくなってくるので、何らか集約するようなサービスがもうあるのかなあ。自分も親のデジタル関連の使用状況やパスワードの管理、リテラシー具合をよく知らないので、そういったところも練習がてら準備してみようかなーと思うなどした。
あと、こちらは出版されたのが2022年7月になり、本書には、教育資金の贈与制度については期日が2023年3月31日までとある。気になって調べてみたところ、どうやらもうちょっと伸びたようで、2026年3月31日までになっているようなので、そういった経年の変化や法改正による影響などは対応しきれないので、全体像をざーっとつかむくらいのところで。実務では、現行法を追わねばだ。
読んでくださり、ありがとうございます。死の周り、いきなり専門書に入るとウッとなってしまいそうだったので。

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