◆独立記⑨「ぼくは浜で地図を描く」

やめることの話は、だいぶ不穏な感じなのだが、未来を向いたことを書くぞ。

行政書士の方は前にも書いたかな、気になった研修や有志の勉強会に顔を出してみるなど、できる範囲で動いており、相続の一部や成年後見といった、生きている間、お世話にならない分にはこしたことがないというか、直視するのには愉快とは到底いえない領域が気になってはいる。障害福祉もそうなんだけど、非現実でも鬱展開やカルト的な作品ばっかり興味をもつし、そういう性向ののいきものなのだろう。

まだまだ、収入のあてとまではいえず、楽しく勉強をしているにすぎない。いずれにせよ確実なのは、お金が定期的に出ていくということである。どんなしごともそうだが、行政書士の場合、会費(事務所のある都道府県と、区市町村の会費等)や事務所におけるランニングコストがちょっとかかるのと、これからかかってくるのが社会保険関係で、会社を抜けることでだいぶ大きくなる。そのために必要な収入を計算してどれくらいの売り上げを保てるとよいのかをみていると、笑い話でしかないのだが、今の収入を使いこんでいなければ、全然こんなことは困らずにすんだなあ。早めに計画する力は大事だ。まぁ、いつもいきあたりばったりなので、今更計画性を問われても仕方ないぶぶんはある。

上記のようなことを考えず、しごとをしていればいいという意味では、雇われる気楽さもあるなと気づく。一方で、これからのことは、先の見えなさもあり大変だが、自分でくみたてるおもしろさがある。現職でも会社をつくりはしたので特殊と言えばそうかもしれないが、経営自体はトップダウンでとくべつ発言権はないので、普通に雇われた人たちとそんなに変わらない。こればかりは向き不向きがあるのかもしれないが、既存の利益構造でいいよというのか、いやいや自分で考えていきたいですというのの違いかなと思われる。なんだか今は後者に振れている。

読んでくださり、ありがとうございます。販路というのかな、営業の入口を見つけないとなりませぬ。

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