◆独立記16「ぼくは少しずつ掘り下げる」

7月は、本業ベースでサービスの申請にかんする連絡等を行った。元々自分が仕事をしているところの利用者契約に近いものになるので、契約書はさして困ることはなかったのだが、申請については市区町村について考え方のばらつきがあったり実態と異なる現状を行政が把握してそのていで話をしてきたりと、すいすいいかずに困ることもあった。ただ、行政と民間との温度差や、都道府県と各区市町村のズレというのはままあるんだろうなというところであったが、どう通していくかというのも考えなければいけない。やりとりしていておいおいということもあるが、行政がそうさせているのであって相手方の担当者さんも言葉を選んで伝えているような気はした。公金って人のありようを制限させるな。

本業と関係ないところでは、引き続き、成年後見や遺言、相続や死後事務についての研修を受けるなどして学ぶ。成年後見は去年のうしろから民法改正の議論があり、一旦まとまったので数年のうちに大きく変化していきそうだというのと、講師の先生が以前聞いておもしろかったので、受けてきた。昨年度の基礎研修でも「話がおもしろいな」と感じた先生だったのだが、今回も臨床ベースで話をしてくださり、実際に従事した際の変化がわかりやすかった。法改正後に変化するであろうポイントと、隣接した領域を熟知しつつも後見業務にあたっていくのが、後見の終わったあとに滞りなく、この契約主義の社会を生きていくのにお力添えできるのかなといったお話であった。

ゲームセンター的なところでいくと、個人事業主の事業承継や資産(商品)の行く末をいかようにしていくかというのが気になっているトピックである。海外に流れてしまうと筐体を取り戻すのには無理がでてくる。今店舗をかまえている方々も40,50代をすぎ、筐体の保全という点においては、そのあとのことを考えていく必要性があるのかなといった感覚がある。個人事業から脱却することはひとつ、事業承継のかたちで引き継いでいくことができるが、税金のかかりかたも変わるので、それなりの収益を出していく必要がある。アーケードゲーム全体が決して恵まれた境遇にはなく、新規ユーザーを他の娯楽と取り合う状況にあることはたしかで、自身の過ごした時と同じとまではいかないまでも、今生き残っていけるためのありかたや盛り上げ方というのを引き続き模索できればと思う。現状、たくさん自分が遊ぶことで投資していくことしかできていないので、もう少し動いていけるといいなと考えている。そのひとつが先述したような事柄になる。

読んでくださり、ありがとうございます。行政手続きとみなさまを結ぶためにどういうことをしていくといいのかはちょっとまだぼんやりとしていますが、ひとまず目の前のことをするしかないかなと思っています。

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