エッセイ ◆無色という色 歯をみがいているとき、鏡の隅に貼られたシールが目にとまった。どうやら鏡のそうじの仕方が書いてあるようだ。 「5倍に薄めた無色透明の中性洗剤をやわらかいハンドタオルにつけて拭いてください」とある。我が家の洗剤は中性かつ無色透明なので、鏡のそう... 2018.10.25 エッセイ
エッセイ ◆だいこんの来歴 きのうの通勤途中に、だいこんが落ちていた。それもまるまる一本が、自転車用道路の脇で、ひかえめに佇んでいた。後続車もあって止まることはできなかったのだが、あのだいこんがどこからやってきたのかが気になってしかたがなかった。たまには考えを遊ばせて... 2018.10.24 エッセイ
エッセイ ◆孤独の深夜 10月も終盤にさしかかったが、相変わらず眠りの調子はいまいちなままだ。今日は2時半に一度起きてしまい、なかなか早いお目覚めだった。なんとか6時まで二度寝したものの、ねむいものはねむい。やはり朝までストレートで眠れるというのがもっともよい。先... 2018.10.23 エッセイ
エッセイ ◆きみが消えるとき わたしの楽しみは、週間ビッグコミックスピリッツに連載されている『闇金ウシジマくん』の最新話を追うことだ。ウシジマくんを知らない人に、どれほどこの作品がすきかを表したいときはいつも「毎週の(げんみつにいえば、時々休載するけれども)ウシジマくん... 2018.10.22 エッセイ
エッセイ ◆これだけ読むときめて読む きのう、文芸サークルのふたり(詩音氏・竹雀氏)とランチをした。そのときに平日夜の時間をうまく使えていないという話をした。夜に発生する自由時間の一部を読書に使いたいのだが、疲れなのか気持ちの問題なのか「読み始める」スタートラインにすら立てずに... 2018.10.21 エッセイ
エッセイ ◆師への謝意 ここでも何度か書いていると思うが、わたしは自分の文章がきらいだ。文芸同人の方でいちばんはじめに書いたものとわりと最近のものを読み比べると「まぁ、少しは小説の体をなしてはきたのかしら」と思えるのだけど、頭に浮かんだ世界を忠実なことばに置き換え... 2018.10.20 エッセイ
エッセイ ◆たましいの容れ物 筋トレのような「なんだかからだによさそうなこと」がすきだ。わたしにとって、容姿に影響することはけっこう重要なポジションを占めているようだ。昔から自分の容姿の醜さにコンプレックスがあるので、背の小ささや足の短さ等仕方ない部分は多かれど、払拭し... 2018.10.19 エッセイ
エッセイ ◆○○いねむり ねむりということばは、どこか神秘的な雰囲気をただよわせている。それは眠っているときの意識が鮮明ではなかったり、非現実のさいたるものである夢の存在があったりと、日中活動の場面では経験できないことがらがたくさん眠っていることからきている。 形容... 2018.10.18 エッセイ
エッセイ ◆シンクロニシティ きょうはアトリエの先生がべつの病院のアトリエに行く日だということで、同行する予定だった。その病院はほとんど福島にひとしい茨城県といえるような位置にあり、なかなか趣のある景観のなかに居を構えているという。電車では交通の便がべらぼうに悪いため、... 2018.10.17 エッセイ
エッセイ ◆頭があなたでいっぱい 昨晩に「このテーマについて書こうかな」と思っていたことが、朝になるとうまく書けないときがある。今日もそうで、今まであたためてきた「だいすきな友達に共通していること」とか「苦手なやさいの克服方法」とかを書こうと思っていたのだが、いまいち筆が乗... 2018.10.16 エッセイ