◆ゲームは1日1時間

ご家庭によっては、表題のようなルールがある。RPGからゲームの世界にのめりこんだわたしは「1時間では全然話が進まないではないか!」と唖然とした覚えがある。我が家は幸い趣味に関しては放任でゲームの時間は設定されなかったために、狂ったように遊んでいた。自分でいうのもなんだが学校の成績はよかったほうなので、「ゲームばっかりしているから……くどくど」と咎められる機会もなかった。音ゲーも自分の気が済むまでやり、思うままにゲームとのお付き合いをしてきたこの半生であった。
しかし仕事をはじめてからあることに気づく。わたしは気が済むまでゲームを進めたい質なので、労働とゲームの両立がどうもうまくできない。「ここまで進めよう」ときめても、先が気になってしまえばそんな約束はあっさり反故になる。それが無限に繰り返されたところで夜半、最悪の場合は日の出がはじまっている。ショートスリーパーといえど、眠らないのはさすがに支障をきたす。生まれて初めてゲームとのお付き合いのなかで「まずい」と思う。音ゲーは体を動かすので数時間で疲れるが、RPGは全く疲れない。気になればいくらでも進めてしまう。「ゲームをするなら思い切りやりたい」、そう思ったわたしは、積みゲーの数多あるのを振り切り、泣く泣くすべてのゲーム機とソフトを売却した。それ以来、音ゲー以外のゲームは遊んでいない。むろん口惜しい気持ちはあるが、文章も書きたかったし本も読みたかったので丁度いいのかな、というふうな合理化をへて今に至る。
しかし最近ポケモンGOをはじめて、似たようなことが起きてしまう。試しにスマホを持って出勤してみれば道中のポケストップごとに停止し、しごと中もそのことで頭がいっぱいになってしまう。とくに今は最愛のポケモンであるミカルゲがゲットできるミッションがあるので、一刻も早くやりたい。外回りのない仕事でまったくゲームは進まないのに、頭はポケモンGO一色である。けっきょく従来どおりスマホには留守番させておいて、休みの日だけ遊ぶことに決めた。携帯電話の意味がないけれど、それくらいしないと我慢がきかないのだ。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。「君はオンラインゲームを絶対にやらないほうがいい」と何人かの友人に言われましたが、本当にそうだと思います。

コメント

  1. […] きのうゲームのことを書いたあとから、長らく凍らせていたゲーム愛が溶け始めてしまい、只今たいへんゲームをやりたくなっている。おまけにきのうは「UNDERTALE」の作者であるToby Fox […]

  2. […] る。ゲームばんざい。ポケモンばんざい。 今日も読んでくださり、ありがとうございます。月初の記事を読み返しましたが、もう言ってることとやってることがむちゃくちゃですね。月 […]

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