◆英語学習をはじめた話

 実は、11月の末から英語学習を始めた。意識的に勉強するのは実に高校生以来で、ひとまずプロセスと結果の結びつきがわかりやすいTOEICをやってみることにした。公式問題集1を冊子で購入し、アプリでabceedをDLして3ヶ月課金する。受験したい回が2/28なので、12月から3ヶ月契約すると、ちょうど受けるときに契約が切れる。なんとちょうどよいタイミングでやる気が出たことだろうか!

 abceedは課金すれば一定の参考書は読み放題、解き放題となり、TOEICのパートごとの達成度がきちんと出ること、辞書機能がきちんとしているところ、任意の単語を登録した単語帳を作れるところ、そこそこ洗練されたUIなど、よいところがたくさんある。達成度が伸びたときなど、ゲームクリアのようでなかなかアツい。逆に、慢心して不正解が続くと達成度は下がるので、音ゲーのレートを維持するときのような気持ちにもなる。スマホアプリは場所をしばらないので、移動中の短い時間でも取り組むことができる。唯一、長文を読む際は大きな画面がほしくなるが、PC版が最近リリースされたようであり、その問題もクリアーできている。

 11月末、ひとまず公式問題集のTEST1をやってみて、630点ほど(ひじょうに見づらいが、赤の入ったところが誤答)。時間内で全て解ききる。昔からテストでは時間が余るタイプだったので、時間の心配はないようだ。高校のときに受けたTOEICが600点くらいだったので、良くも悪くも変わっていない(高校からコツコツやっていれば……とは考えない。そう考えることで何も生まれないからである)。リスニングは、もともと日本語ですら音の記憶がもたないので、外国語のリスニングはさらなる記憶喪失状態となり、めちゃくちゃである。リーディングは文法が全然わかっていないことがうかがえる出来である。案外後半の読解が取れているのはおもしろいところだ。

 3ヶ月あれば730点はいけるだろうと、ひとまず800点くらいをめざしているが、たぶんここには壁がある。まぁ、目指すだけならよいだろう。現在、abceedの予測スコアは800近くまできているが、これにはわけがある。今はPart2と5を重点的に取り組んでおり、問題の長文リスニングパートである3と4には取り組んでいないのだ。本来はパート3,4の結果が加味されるので、本当の予測スコアはもっと低いはずだ。これに関しては、記憶力の欠陥をどう補完するか検討したうえで対策を講じたい。実際、どうしたらいいんだろうか?

 さてさて、なぜいきなり英語学習を始めたのかというと、できるにこしたことはないから、という、ちょっとつまらない理由である。福祉業界はビジネス英語とは無縁の世界だが、先行研究を読むとか、先進的な取り組みをしている施設を見に行くとかいう機会をこの先与えられたときに、英語ができないのは大きく不利である。たいがい、すすんだ取り組みをしているのは北欧圏で、北欧圏のひとびとはほとんど英語を話すことができる。それに、もしかしたら今の仕事が嫌になって転職したくなったときに「英語できます」というのは相手からすると教育の手間がないのでありがたい。あとは、実は英語をきちんと取り組む前は韓国語を勉強しており、最もわかりやすかったのが英語で韓国語を解説するチャンネルでありながらも、自身のリスニング力不足を感じたことも大きい。それならまず英語だろうと、そういうわけである。じっさいは話せるようにもなりたいので、TOEICがひと段落したら何かよいツールを探したいところである。そういえば、新型感染症と経済面の問題がクリアできれば、留学もしてみたいのだった。とにかく、なんだか小さな理由が積み重なって今のモチベーションが起こっているのだ。

 ちょうど職場の人が取り組んでいたり、同じタイミングで恋人も英語学習を始めたりなど、そんなこともあって、なかなか楽しくやれている。

 読んでくださり、ありがとうございます。上にあげたパート5,6を解いてみたのですが、9割取れるようになりました。やはり、TOEICは入力と出力の関係が非常にわかりやすいのでモチベーションの維持には最適かもしれません。

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