エッセイ

エッセイ

◆集中したことをほめる

前回のアトリエの合評後、別のひとが書いたマッキー絵に感化され、ひたすらマッキーで絵を描いていた。およそ二時間ほどだろうか、誰とも話さずとりくんでいた。画面いっぱいに色が広がったところで、集中の糸が切れる。ほどなくして、どっと疲れが押し寄せた...
エッセイ

◆続・小説が書けない

きのうの続きで、もうひとつの理由とその打開策が浮き上がってきたのでそのことを書きます。思い返せば、先月の真ん中くらいに仕事の悩みを抱えはじめ、帰宅してからもそのことで頭がいっぱいになっていた。心身ともにリラックスし、空想であそべるはずの風呂...
エッセイ

◆小説が書けない

先月から引き続き、読書ができている。手が勝手に書物をもとめ、ひまがあると開くようになってきた。いい傾向である。他方で、こまったこともでてきた。じぶんのあほさに気づき、小説を書けなくなってきているのである。書きたい気持ちはあるが、自らの無知を...
エッセイ

◆ささやかな恩返し

いつもおすすめの本を教えてくれる詩音氏に、いろいろあって江國香織の『きらきらひかる』を勧めた。読書習慣のない友人がさいきん読書をはじめ、ぜひ読んでほしくて買った本だ。読書家の彼女はもちろん『きらきらひかる』は読了済である。しかし同じ本でも、...
エッセイ

◆おしゃけブレーキ仮説

いままで、ビールは飲み会における時間短縮のために頼むものだと思っていた。しかも味わうものではなく、のどごしを愉しむものだと。要するに「ビールはまずいもんだけど、スッキリしたいから飲んでるんだ」という主張を、いろいろなともだちから聞いてきた。...
エッセイ

◆おしゃけずき下戸の葛藤

そもそもつきあいが悪く、がやがやしたところが苦手なのであまり言う場面もないのだけれど、じつはお酒がすきだ。お酒を飲むとたのしいきもちになって、上機嫌になる。飲酒したときの機嫌のよさはしらふのときとはちがい、「上機嫌の深奥」に入りこんだような...
エッセイ

◆続・お名刺願望

きのうの続きで、今日は実践編だ。実践編といっても、じっさい作るのは相当先になると思うけれど……。きまってもなかなか煮え切らない、それがわたしである。いざ名刺を作ってみようと思うと、何を書けばいいのかよくわからない。とりあえず本名で会うひとに...
エッセイ

◆お名刺願望

さいきん、名刺をもらう機会がふえた。とはいっても職場でのやりとりではなく、アトリエの方、職場の方に紹介してもらった全然関係のない方、それ以外のほんとうに全然わからない方と、いろいろだ。むかしから、名刺へのあこがれがあった。おそらく端緒はコナ...
エッセイ

◆続・3の数字に気をつけて

3についてもうひとつわかったことがあって、しかし前回と比べるとそうとうくだらないしひとによっては「ばか、あたりまえだろ」といった内容だなと、書いてから思ったけれど、じぶんにとってはけっこうな大発見だったので上げてしまいます。3。素数。いつ見...
エッセイ

◆たのしい封筒づくり

先月からはじめた友人の食費補助⇔わたしの食事提供契約(堅苦しく書いたが、口約束である)の精算日(げんみつには決まっていない)がやってきた。ATMに備え付けの封筒に、所定の金額が入っている。初月でもろもろの仕組みが整っていないため、1食だいた...