エッセイ ◆彼の代わりとなったもの 前回の茶会のとき、こんなことを聞かれた。「『ウシジマくん』が終わってさ、代わりにたのしみになっているものとかないの?」わたしはないと即答した。ゲームや読書はたのしみだが『闇金ウシジマくん』とは質が異なる。「熱烈にはまってるものがフッとなくな... 2019.04.08 エッセイ
エッセイ ◆復活の朝 11月ごろから起きる時間が遅れていたのだが、先日ひさしぶりに、5時半に行動開始した。というのも、心からそうしたかったわけではなく、二度寝しようにもからだもあたまもすっきりして、全身から「ねむるのはてもちぶさただ!」という声がきこえたので、起... 2019.04.07 エッセイ
エッセイ ◆講義「なにもしないをする」 休みの日、よく同居人はぼーっとしている。目が覚めてもふとんに潜ってiPhoneをいじっていることもあり、これ以上ねむれないのならいっそ動き出したほうがましだ!とふとんから出てしまうわたしとしては、信じられない光景である。月のはじめ、完全にエ... 2019.04.06 エッセイ
エッセイ ◆VSひとりごはん 戦績 今週まるまる家をあける予定だった同居人が、早めに戻ってくることになった。わたしは週の献立をなんとなく考えて過ごしているので、急な変更にめっぽう弱い。幸い、今週は組み換えしやすいものを想定していたのであまり慌てずにすんだ。考え過ぎもときには役... 2019.04.05 エッセイ
エッセイ ◆独身貴族へのあこがれ 独身貴族ということばに、むかしから憧れている。いわゆる絵に描いたような結婚が向いていないということを、中学生くらいのころにはわかってきていた。そもそもの協調性のなさや思いやりのなさも手伝って、とかく家にいるときはひとりでいたいと思ってしまう... 2019.04.04 エッセイ
エッセイ ◆いち患者の愚痴 診察券がきらいだ。今日はただただそのもんくを書くので、診察券がだいすきなひとは読まないことをおすすめする。そもそも、診察券というものは、つくるかつくらないかを選ぶ権利すら与えられていない。患者になってしまえば最後、有無を言わさず渡される。そ... 2019.04.03 エッセイ
エッセイ ◆生態系ヲ統一セヨ 先週末、所属している文芸サークルで茶会が行われた。皆、ありがたいことにわたしのつたない記事を読んでくれている。そんななかでひとりが、こんなことを言った。「前書いてたくつしたのやつ、読んだよ。実はおれ、もう実践しててさ、同じくつしたに統一する... 2019.04.02 エッセイ
エッセイ ◆週明けの匂い。キミの残像。 月曜日だ。「闇金ウシジマくん」がスピリッツ本誌での連載を終了して、およそ1ヶ月が経つ。新年度のはじまりの日であるが、そんなことはあまりにもどうでもいい。終了による喪失感情はさすがにおさまったものの……というか、ほどなくして睡眠の質が劇的に改... 2019.04.01 エッセイ
エッセイ ◆入浴の作法 浴槽に浸かるのがすきだ。夏でもシャワー浴はしない。どうやら湯に浸かる時間というものを、わたしはだいぶ気に入っているようだ。手順を紹介しよう。浴槽の6割程度、ぬるめの温度で湯を張る。全身を洗い、浴槽に浸かる。太ももから足の指にかけてマッサージ... 2019.03.31 エッセイ
エッセイ ◆周回の醍醐味 長らくここに来てくださっている方はおわかりかもしれないが、このサイトでは同じトピックで何回もエッセイを書いている。決して書いたことを忘れてしまったのではなく、自分の中で少しずつ変化があるために記録をしている。傍から見ればつまらないことかもし... 2019.03.30 エッセイ