めでたくオンゲキ(SEGAの音楽ゲーム)のレートが虹色になった。オンゲキは腕前を示すのにレート制を採用しており、レートの数値が上がるごとに色が変わっていく。なかでも最上級のものが虹色で、レート15.00以上になると与えられる。とりあえず虹レ(虹レートの略。以下虹レと記載)をめざしてみようかな、というところではじめたので、一安心だ。おまけに虹レの決め手になったのがオンゲキをはじめるきっかけとなったFeryquitousの「Ai Nov」という曲で、よろこびもひとしおであった。プレイ動画だが(というのも、オンゲキは曲中に戦闘があるのでそのSEやボイスがちょっとうるさい)いい曲なので貼っておく。

オンゲキが一段落したところで、ふと文章のことが頭をよぎった。来週あたまに締切の依頼があるのだった。おもえば文章には、虹レのような最終目標がない。考えは読書にも及ぶ。「書くのがうまくなりたい」「うつくしいことばに触れたい」とは思うけれど、「こうなればいったん満足かな」というのが、浮かばない。このブログのアクセス数がいくつになったら、記事を1000本書いたら、本を何冊読んだら等々、量的な目的がつくりづらい。あれは去年の夏頃だっただろうか「文章の世界ははてしないですけれど、ともに精進してまいりましょうね」ということを、同志の詩音氏に言われたおぼえがある。半年経ってあらためて、奥を覗き込んでみる。深淵はくらく、なにも見えない。おもわず戦慄した。つまり、そう、オタク的なことばでいえば、文章はおそろしい「沼」(ひとたびのめりこむと、ずぶずぶと深みにはまってしまうほどの魅力があること)なのではないか……。

気づいたところで時すでに遅し、すっかりことばの世界に目を、指を、脳をも引きずり込まれて、まんまと沼に沈んでいる。視界もおぼつかないなかで肌触りのいいことば、刺刺しいことば、いろいろなものとぶつかりながら、ときおり拙いことばが口からもれて、浮かんでは消える。泥と腐った果実のまざったような味がする。肉体は沈み続ける。底のない沼を、じわじわと、時間をかけて……。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。海や沼におちても帰還できる趣味はだいじで、ゲームもそうですが、筋トレもそうです。ポケモンGOは最終的なところを決められていないので、ちょっとあぶない。