◆頭があなたでいっぱい

昨晩に「このテーマについて書こうかな」と思っていたことが、朝になるとうまく書けないときがある。今日もそうで、今まであたためてきた「だいすきな友達に共通していること」とか「苦手なやさいの克服方法」とかを書こうと思っていたのだが、いまいち筆が乗らなくて消してしまった。
ふだんは、こういうふうに筆の乗らない原因はよくわからないのだけれど、今日はいやというほどわかる。昨日の週間スピリッツに連載された「闇金ウシジマくん」の話がつらすぎるからだ。ここでの「つらすぎる」というのは、「いろいろと思うところはあるが、あまりの衝撃に適切な語彙を失った結果、つらいという身近な形容詞におさまっている」という感じだ。オタク構文の「○○(キャラ等)がすきすぎてつらい。」や「○○(キャラ等)が尊い……!」に近いのかもしれない。
思えば、通常わたしはまんがを読まない。おすすめされたり、話題になっているものを少し読んでみるくらいの「にわかまんが読み」である。そういうふうなので、雑誌を買ってリアルタイムで追うなどということは今まで考えてこなかった。それが大学の半ばで友人におすすめされてどっぷりはまってしまい、あまりにも展開が気になって雑誌を買い始めたのが「闇金ウシジマくん」である。
今週は最終章も佳境にさしかかり、主人公である丑嶋の胸中が語られる貴重な一回だった。くわしくは感想記事に書くが、その語り口も心情の吐露も今までのウシジマワールドの集大成をなしていて「いよいよ終わってしまう感じ」とか「結局このあとどうなってしまうのだろう」とか「ついにウシジマに因果がめぐってきた」とか…………うまくまとまらないので「つらい」でいいですか?
とにかく、日常を送れていることがもはや奇跡に近いくらい、わたしの頭はウシジマくんでいっぱいである。一年前「闇金ウシジマくんの連載を楽しみに生きているので、終わったときどうなってしまうのか自分でもよくわかりません。」と自己紹介したのだけれど、すでに心がふわふわとしてきたうえ、業務中に謎の頭痛が起きたのでたいへん不穏である。連載が終わったからといって死んだりはしないと思うけれど、われながら心配だ。つらい。無理。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。今日からゆっくり感想を書いていきます。

コメント

WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com