■「勝ち」の時間をつくれ

「Youtubeの時間を減らしたい……!」

何度かふれているダラダラみてしまうYoutube問題だが、最近はばくぜんと減らしたいと思う段階からひとつ進んで、「もうちょっと本をや論文を読みたいな」という目的がでてきた。Xのときは広告に嫌気がさして、というネガティブな理由から手放してみて、あまり困ったことがなく今に至るが、今回はどうか。Youtube自体に罪や嫌気はいまのところない。ただ、やってみてよかったとか楽しいといったことは、読書やゲームすることに比べると小さい。おそらく受動的な趣味だからだと思う。

では、どうするかというとシンプルで、先に「やりたい」と思うことに手をつけてしまうことだ。たとえばアラビア書道が入っている日は、レッスンにいくので少なくともその90分間はアラビア書道に集中できる。ゲームセンターに寄ってしまえば、ゲームをするのでYoutubeを見ない。りくつはかんたんなのだ。

にもかかわらず、「負けてしまう」のは家にいるときである。というのも、リラックスとリフレッシュが混在する場で、認識が一筋縄でいきにくいということが大きいから……だと思っている。複数の部屋があれば切り替えやすいかもしれないが、都内において、一般的収入で2部屋もつことはちょっとむずかしい。カフェを利用するのも手だがお金がかかるのがネックだ(全然内容とは関係ないけれど、一文に手と首が両方入ってておもしろいな)。

もう少し、「負けてしまう」要因を考える。だいたい、仕事から帰るとまず食事をするのだが、そのお供にYoutubeをつけていることが多く、食後もそのまま見てしまっているパターンが多い。逆に朝はその習慣がついていないので、休日は集中して文章を書いたり、読んだり、家事をしたりしている。平日は起きるのが遅く、ちょっとうまくいっていないが……今はおいておこう。となると、帰ったあとのルーティンを見直すことが「勝ち筋」をつくる第一歩だろうか。さて、どうするか……。

ひとつは時間を決めるということ。習い事はその際たるもので、最強ルーティンだ。ただ、しごとによる帰宅時間の読めなさがあるので不安定でもある。せいぜいできて「食事しはじめて45分は見てOK」くらいのルールだろうか……。

つぎに考えたのは、帰ってつける動画を自然音にすること。まだ試したことがないが、水の音がすきだ。通勤時も雨や海、たきびの音で読書をしていることが多く、気づけば目的地に到着できているようなことが多い。これをやってしまえば、最初はやや味気ないかもしれないが、慣れればそのまま勉強や読書に移行しやすい……かもしれない。

最後に、部屋のすみっこに「読むための空間」をつくり、そこで過ごすこと。たいがいホテルの窓際にある、椅子2脚と机の置かれたスペースのようなものを想像していただければよい。さいわい物が多すぎない部屋ではあるので、椅子を置くことができた。今はただ置かれているだけなので、もう少しそれっぽい空間を演出できると、スムーズに移行できるような気がしてならない。

読んでくださり、ありがとうございます。もうちょっと大きなお部屋ですとやりようもあるんですが、制限された環境で工夫することもきらいではないので、まずはやってみましょう。

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