エッセイ

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◆入浴の作法

浴槽に浸かるのがすきだ。夏でもシャワー浴はしない。どうやら湯に浸かる時間というものを、わたしはだいぶ気に入っているようだ。手順を紹介しよう。浴槽の6割程度、ぬるめの温度で湯を張る。全身を洗い、浴槽に浸かる。太ももから足の指にかけてマッサージ...
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◆周回の醍醐味

長らくここに来てくださっている方はおわかりかもしれないが、このサイトでは同じトピックで何回もエッセイを書いている。決して書いたことを忘れてしまったのではなく、自分の中で少しずつ変化があるために記録をしている。傍から見ればつまらないことかもし...
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◆破壊・分解・大喝采

さいきん、ストレス対処について話すことが多い。対処の仕方にもいろいろあって、問題に向き合って解決を図ろうとしたり、好きなことをして気分を発散したり、すべてを放り投げて寝たりといろいろある。読書をする、(ポケモンGOで)歩く、音楽ゲームをする...
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◆男声と女声

Twitterで、男性と女性では声を出すときに使う箇所が違うというつぶやきを見た。研鑽を積めば、両声類(男女両方の声が出ること)になることも夢ではないという。そのつぶやきを見てふと、じぶんが既に両者を使い分けていることに気がついた。何度か書...
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◆続・お白湯の効果

月の始めに「お白湯の効果」というエッセイを書いた。これ以来、白湯を飲む習慣が復活しつつある。わたしは水を飲むのがめんどくさいタチで、家にいて喉が渇いてもめんどくさくてすぐそこの水道まで汲みにいかず、ゲームをしていて喉が渇いても、空いていれば...
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◆「ほんとう」はどこにあるのか

リボトリールが増えて以来、すこぶる睡眠が安定している。むろん睡眠のみならず、日中活動にもよい影響が出ていて、いつもよりたくさん文章を書けたり、日常の気づきが増えたり、退勤後の疲れによる寝落ちが減ったり、料理やそうじの効率があがったりと、いい...
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◆通勤路における乱数

退勤後自転車を走らせていると、見慣れない光景があった。畑の端に、野菜が無造作に置かれている。引き返してよく見てみると、奥にある畑におばあさんがいる。店頭とおぼしき場所に妙齢の女性が立っており「ほしいものを言ってもいいですか?」と尋ねたところ...
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◆二度寝の夢見はいかが?

前回の外来で薬が増えてから、すこぶるよい睡眠をとることができるようになった。それでも6時間で目が覚めてしまうのは、もはやそういう体質なのだろうけれど、質がよければそれでじゅうぶんだ。しかし、ひとつだけ困ったことがある。先日書いたような強制終...
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◆3の数字に気をつけて

素数がすきだ。3はとくに。これ以上理由を求められても、回答に窮してしまう。うつくしいものをうつくしいと思うのとおなじように、りくつはいらない。一方で、危険も持ち合わせている。それは、能動的に3を使うときだ。要は、行為の並行である。音楽ゲーム...
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◆ツーブロック修行譚

外出してツーブロックのひとをみると、つい目がいってしまう。わたしの「かっこいい」は幼きころは少年的な爽やかさから始まり、今ではウシジマ的ないかつさが軸になっているので、ツーブロックはまさに男性的かっこよさの象徴である。昨今はツーブロック自体...