エッセイ

エッセイ

◆もうひとつの軸②

きのうの続き。どうあがいても1回で終わる内容ではなかった。 混沌きわまる学生を終えたあとも服装はやや迷走していた。混沌の余韻からか、ほんとうにしたい格好がよくわからなくなっていたのだった。 他方で音ゲーは迷いなく続けた。自分でいうのも恐縮だ...
エッセイ

◆もうひとつの軸①

むかしから、かっこよくなりたかった。物心ついて間もないころのあこがれはキュートな変身ヒロインではなく、ヒーロー戦隊だった。圧倒的な力をもって敵を爆破させる合体ロボットのコックピットに乗ってみたい、そんなことを思いながら日曜の朝を過ごしていた...
エッセイ

◆こじつけの剣と髪の盾

気がつくとだいぶ、髪が伸びていた。思えば前回の散髪は11月のあたま、隔月で髪を切る自分にとって3ヶ月は長い。鞍替えした美容院が火事にあって休止中の間、どうしようか考えあぐねていたら、あっという間に時間が流れていた。けっきょくもと行っていたと...
エッセイ

◆「おもしろさ」を考える

この週末、ポケモンGOでカイオーガ100がでた。ポケモンをやらない方に説明すると、ポケモンは各ポケモンごとに設定された強さ(通称「種族値」、公式名称ではないので留意されたし)と別に、捕まえた個体ごとに強さの値が設定されている。これを種族値に...
エッセイ

◆暇と娯楽

ときどき「料理してえらいね」と言われる。決してまわりからほめられたいとか「おいしい」を言ってもらうためにやっているのではなく、単純におもしろいし、ひまだからだ。ついでに節約になり、自分ができることの引き出しも増え、なによりきらいなものを食べ...
エッセイ

◆ぽじてぃぶ税金考

そろそろ確定申告の季節だ。浴槽につかりながら必要な書類や期日について考える。お風呂でムズカシイことを考えるのはそうとうめずらしい。だいたいきもちがリラックスしているものだから、空想の世界のことやフとした思いつきを掘り下げている。それがどうい...
エッセイ

◆ひろがる絵の世界

職場に絵を描く人がいる。線画をとりこみ、スマートフォンで着色・加工しているという。一時期デジタル絵にあこがれたこともあったが、当時はゲームにお熱で絵に本腰を入れて取り組める自信がなく、断念していた。 かつて、デジタル画の制作環境にはべらぼう...
エッセイ

◆思わぬおくりもの

昨年末、ひょんなことからモレスキンの手帳が手元にやってきた。なんとなく「由緒ある、よさそうな手帳」だと思っていたモレスキンだったが、さっそく使ってみれば万年筆が裏抜けしてしまうという、万年筆づかいにとって致命的な欠陥をそなえていた。「よさそ...
エッセイ

◆水無精

「のどが渇いても、水をのむのをめんどくさいと感じてしまう。」この話をすると、たいていの人はおどろく。めんどくさい・めんどくさくない以前の問題であると、彼らは口をそろえて言う。言わんとすることはわかる。なにを隠そうわたしとて、そう思っている。...
エッセイ

◆底なし沼のことばたち

めでたくオンゲキ(SEGAの音楽ゲーム)のレートが虹色になった。オンゲキは腕前を示すのにレート制を採用しており、レートの数値が上がるごとに色が変わっていく。なかでも最上級のものが虹色で、レート15.00以上になると与えられる。とりあえず虹レ...
WP Twitter Auto Publish Powered By : XYZScripts.com