◆続・お白湯の効果

月の始めに「お白湯の効果」というエッセイを書いた。これ以来、白湯を飲む習慣が復活しつつある。

わたしは水を飲むのがめんどくさいタチで、家にいて喉が渇いてもめんどくさくてすぐそこの水道まで汲みにいかず、ゲームをしていて喉が渇いても、空いていればゲームをしたい気持ちが勝って飲まずに続行してしまう。それで脱水症状に近い状態を何度か起こしたというのに、まったく学習していない。風邪のあとにはごくごくと水を飲んで「平素より水分補給をせねば」と反省するのだが、先述したとおり気づけば「水無精」に戻ってしまっている。

これにはほとほと困っていたのだが、白湯を再開してから少しだけ変わりつつある。白湯はごくごく飲めるし、飲みたくなる。同じものからつくっているはずなのに、味がちがう気がする。温度のせいだろうか?人の体温は37℃くらいで、真水はそれより冷たい。からだを冷やすものを、しぜんと嫌がるのだろうか?

今週は、朝のエッセイを書きながら白湯を飲んでいる。夕方も、食事を作りながら飲んでいる。多いときは、入浴後の読書時間にも飲んでいる。たんじゅんに水分の摂取量がふえて循環がよくなっているのか、肌の調子がよくなった。若いころからこうしていれば、汚い肌になるのを阻止できたかもしれないと、戻らない時間を悔やむ。加えて、白湯を飲んでいると頭の回転も早まる。からだだけではなく、あたまもかさつかない感じがするのだ。わたしの場合はなにごともやりすぎてしまうので、回転が早まることが必ずしも「いいこと」とは言えないのだが。

あとは外出時や音楽ゲームをしているときに白湯を飲める状態を作れればパーフェクトだ。軽く調べたところペットボトルの水を白湯にする方法は見当たらなかったので、常温のペットボトルで一旦しのごうと思う。水筒にそそぐのも手だが、小さなかばんで出かけたいときは捨てられる容器のほうがつごうがいい。

様々な技術が進歩した21世紀といえど、たちゆかないことがあるものだ。世間ではヨガが流行しているそうだし(どういうわけか知らないけれど、ヨガと白湯はセットで語られやすい)、なんとかがんばってほしいところである。

今日も読んでくださり、ありがとうございます。白湯をからめて感想をくれたともだちに感謝しています。

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