■日常でない空気

しごとが忙しい。なんかずっとそう言っているので、相対的な基準では図れなくなりつつある。平日にゲームセンターに寄る気力がなくなってから早1,2年だろうか……と思っていたら、がんがん通っていたのはCasthour(28)の頃で、3,4年前であった。驚愕。

そんな中で大事だなーと痛感したのが、日常の外の空気に触れることだ。展示を見にいくのもそうだし、旅行もそうかもしれない。ただ、一番実感として「この時間は大きいな」と思うのは、しごと以外の人たちのところへいって、空気を吸うことだ。今回は、しごとをしながら人形づくりをしている友人の個展に足を運んだのだが、言葉に表すのにはむずかしい、なんともいえない感慨深さがあった。普段しごとの中では忙殺されている、何かを作りたいなーとか、作るのにはアイデアを浴びる余力がいるなーとか、やっぱり今時間がうまくとれていないんだなあ、等々。もちろん、友人に会えてうれしいとか、会えない時間の長さを感じるなど、そういったことももちろんある。

日常の外の空気というと、わたしにとっては造形の仲間たち、ゲームつながりの友人等がそれにあたる。前職のころは週4日勤務で、その時間をコンスタントにとることができていたが、今は本当に頻度が減っており、そういった機会のたびに、「この(現在の)暮らしや人生が最善ではないな」という気持ちと「想像する最善に近い状態にするには、どうやっていくといいかをちゃんと考えなければ」と思う。

最終的には具体的な行動指針を示してその通りに動けていくとよいが、日々の威力とはすさまじいもので、簡単にそういった気持ちや願いを洗い流してしまう。それに負けないような過ごし方や日々から離れる機会を、まずはしっかり確保することだろうか……。

読んでくださり、ありがとうございます。見かけたビジネスパーソン向けの動画でも、職場の外の世界へのアクセスは、刺激を受けて創造性をつけるのに大事という話がありました。となると、アクセスする元気がなくったらいよいよまじめに考えないとならないなと思います。

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