ふだん、平日の休みをまとめて取れたときはどこかふらっと旅に行くものだが、今回は「退職するかもしれない……」という可能性もあり、すでにこれを書いている現在、心はだいぶかたまっているのだが、ともかく、先が見えない感じがあったので、出費も考えなければ、というのがあり(そもそも、冬にひとつ旅行が決まっているのであった)、特段遠くには行かなかった。
普段の休みではまず手をつけない居室の整理をしたり、長らく行けなかった中華やさんに行ったり、からだのメンテナンスをしたりと、ゆったりと過ごした。普段は週末しかできない音楽ゲームもすきなタイミングで遊び、残った時間はあたらしく学びたいことや、買い変えようと思っていたが足がなかなか向かなかったものを新しくするのに使うなどして、悠々過ごせた。それでも時間があまるので本当に軽めの自炊をするなど、平時なかなか起こりえない行動もとることができた。
前職当時は働く日数の関係で金銭的な制約はあったものの、今のように少しゆとりができていると、こういった過ごし方はいい。逆に今は時間の制約が大きく、なかなか立ち行かないものだなぁ、とあらためて思わされた。
おおきな気づきとしては、普段は平日はともかく、休日に予定を詰め込みすぎてしまって、この「悠々」がなかなか実現できていないことだ。今年は初夏あたりから成年後見の研修を受けているので、なかなか工面できないのは仕方ないところであるが、講義のない週も、なんだかばーっと過ごして終わってしまう。時間の制約が大きいとき、今回の休みで取り入れたような「悠々」も、予定に組み入れてやっていかないとならないんだろうなぁと思う一方で、この数年間を思い返し、「そこまでする道理はないな。」と、無理で圧している現状を再認識し、離れる決意をあらたにするのであった……。
読んでくださり、ありがとうございます。スラッグ?が588なのは、思い立って書いたので番号が飛んでおりますが、その間にいたる数字の数だけ記事がいるということです。
 
  
  
  
  
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