エッセイ

◆眠りをむさぼる日

特別なことは何ひとつ起こらなかったというのに、きのうはもうれつな無気力がわたしを襲った。朝はすがすがしいきもちでエッセイを書いて、お昼どきもたいへんに調子がよく、夕方まで元気だった。退勤後はBeatmaniaの隠し曲を出しに行こうかしら、な...
エッセイ

◆ひとりきりの部屋

ときどき、同居人が家をあけることがある。出張だったり帰省だったりと、ときによって理由はいろいろだ。 同居人がいないときは作り置きをあんまりしなくてよいし、洗濯も隔日ですむ。家事をお願いされてやっているわけではないから、やりたくなければ普段や...
エッセイ

◆職場の飲み会とわたし

わたしは職場の飲み会がすきではない。食に限らず摂取するものの質と量を、支払う価格と見合わせると割に合っていない気がするからだ。よくある会費3,4000円を他のことにあててみると、kindleで本が数冊買える・ともだちとごはんに2,3回いける...
エッセイ

◆相棒の傷

朝、職場で荷物を整理していると、リュックの底がぬれていることに気付いた。水筒にいれた白湯がこぼれたのだろうと思いきや、弁当箱を包んだランチクロスが頭からおしりまでびちょびちょになっている。嫌な予感がして鼻を近づけると、リュックからは詰め込ん...
エッセイ

◆読む習慣

友人の竹雀氏からおすすめされた「1日ひとつ短編を読むようにする」というのを、今週さっそく実践してみた。結論からいうと、かなり効果的だった。それどころか、1日2作読めたり、読みかけの長編を少し読み進めたりできる日もあった。 いままで「読む時間...
エッセイ

◆無色という色

歯をみがいているとき、鏡の隅に貼られたシールが目にとまった。どうやら鏡のそうじの仕方が書いてあるようだ。 「5倍に薄めた無色透明の中性洗剤をやわらかいハンドタオルにつけて拭いてください」とある。我が家の洗剤は中性かつ無色透明なので、鏡のそう...
エッセイ

◆だいこんの来歴

きのうの通勤途中に、だいこんが落ちていた。それもまるまる一本が、自転車用道路の脇で、ひかえめに佇んでいた。後続車もあって止まることはできなかったのだが、あのだいこんがどこからやってきたのかが気になってしかたがなかった。たまには考えを遊ばせて...
エッセイ

◆孤独の深夜

10月も終盤にさしかかったが、相変わらず眠りの調子はいまいちなままだ。今日は2時半に一度起きてしまい、なかなか早いお目覚めだった。なんとか6時まで二度寝したものの、ねむいものはねむい。やはり朝までストレートで眠れるというのがもっともよい。先...
余暇

◆闇金ウシジマくん480(ウシジマくん66)

前回分はこちら。先週のぶんの考察が深められていないので、今回はさっと茹でた枝豆のような感想になります。まぁ話としても進んでいないというか、今回は猪背の構造的な部分がわかる回なので、前回ほど疑問・考察を深めるところはすくない……気がします。 ...
エッセイ

◆きみが消えるとき

わたしの楽しみは、週間ビッグコミックスピリッツに連載されている『闇金ウシジマくん』の最新話を追うことだ。ウシジマくんを知らない人に、どれほどこの作品がすきかを表したいときはいつも「毎週の(げんみつにいえば、時々休載するけれども)ウシジマくん...
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